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AGA・薄毛

市販の発毛剤とAGAの処方薬の違い|ミノキシジル外用とフィナステリド・デュタステリドを添付文書と試験で整理

最終更新 編集方針PR
公開 2026-10-04約13分で読めます編集責任者: 寺本

本記事はアフィリエイト広告を含みます。掲載順位やレビュー内容は報酬の有無に影響されません。詳細

要点この記事のポイント

市販の発毛剤(ミノキシジル外用5%・第1類医薬品)と、医師が処方するフィナステリド・デュタステリドの違いを、添付文書・診療ガイドライン・臨床試験で整理しました。買い方、働き、根拠になった試験、使える人、副作用、続ける期間とやめたときの経過、費用のかかり方、選び分けの目安をまとめています。

  1. ミノキシジル5%の外用薬は第1類医薬品で、薬剤師の確認と説明を受けて、薬局やインターネットで買える。フィナステリドとデュタステリドは処方箋医薬品で、医師の診察を受けて処方される。市販はされていない
  2. 日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)は、ミノキシジル外用・フィナステリド内服・デュタステリド内服のいずれも、男性型脱毛症に推奨度A(行うよう強く勧める)としている
  3. 働きは別。飲み薬の2つは、DHT(ジヒドロテストステロン)を作る酵素を阻害する。リアップX5の説明書は「本剤は壮年性脱毛症の原因を取り除くものではありません」と書いている
  4. 市販の外用薬の対象は、20歳以上の男性の壮年性脱毛症。女性、20歳未満、急に抜けた人・斑状に抜けている人は使えず、高血圧・低血圧、心臓や腎臓の病気、むくみのある人、65歳以上の人は使う前に相談する
  5. 見直す時点は、外用薬が4ヵ月(効果がわかるまで)と6ヵ月(改善がなければ使用をやめて相談)、飲み薬は6ヵ月。どれも使っている間の効果で、外用薬は使用を中止すると徐々に元に戻ると説明書にある

この記事の判断材料

結論

市販の発毛剤と処方薬は、どちらもガイドラインの推奨度Aだが、働きも、使える人も、始めるまでの手順も違う。市販薬は診察なしで始められる代わりに、薄毛の原因を医師が確かめる段階がない。どちらが合うかは持病・年齢・進み方で変わる。迷うとき、6ヵ月使っても改善がないときは、医師に相談する。

エビデンスの強さ

強ミノキシジル外用・フィナステリド・デュタステリドのそれぞれに、プラセボなどと比べたランダム化比較試験が複数あり、フィナステリドは12試験のシステマティックレビューもある。一方、市販の外用薬と処方の飲み薬を直接比べた試験は、非盲検の65名の試験と、抄録に盲検化の記載がない450名の試験、試験どうしを間接的につないだ解析にとどまる。使える人と副作用は、国内の添付文書による。

研究結果

  • RCT / N=393 / 2002 / Olsen EA, et al., J Am Acad Dermatol, 2002
  • RCT / N=300 / 2009 / Tsuboi R, et al., J Dermatol, 2009
  • RCT / N=1,553 / 1998 / Kaufman KD, et al., J Am Acad Dermatol, 1998
  • システマティックレビュー / N=3,927 / 2010 / Mella JM, et al., Arch Dermatol, 2010
  • RCT / N=917 / 2014 / Gubelin Harcha W, et al., J Am Acad Dermatol, 2014
  • RCT / N=450 / 2015 / Hu R, et al., Dermatol Ther, 2015

Re:Men の解釈

「市販薬は弱く、処方薬は強い」という並べ方は、原本からは出てこない。3つの薬は同じ推奨度Aで、違うのは働きと、使い始めるまでに誰が何を確かめるかという点。直接比べた試験ではフィナステリドのほうが改善した人の割合が高かったが、非盲検の小さな試験などが根拠で、これだけで優劣は決められない。市販の外用薬で始めるなら、説明書の「使用しない人」「相談する人」に自分があてはまらないかを先に確かめ、6ヵ月の時点で見直す。飲み薬を考えるなら、医師の診察で決める。

今日やること

  1. 市販の発毛剤の説明書の「してはいけないこと」「相談すること」を読み、あてはまる項目があれば、買う前に薬剤師か医師に伝える
  2. 持病(血圧・心臓・腎臓・肝臓・甲状腺)と、飲んでいる薬を書き出しておく
  3. 頭頂部と生え際を、同じ場所・同じ明るさ・同じ角度で撮り、日付を残す。6ヵ月後に見直す日を決めておく

この方法を試す前に

  1. 急に抜けた、斑状に抜ける、頭髪以外も抜ける場合は、壮年性脱毛症以外の脱毛症の可能性がある。市販の発毛剤を使わず、先に医師に相談する
  2. ミノキシジル外用を使っていて、頭皮の発疹・かゆみ・かぶれ、頭痛やめまい、胸の痛みや速い心拍、急な体重増加や手足のむくみが出たら、直ちに使用をやめて、医師か薬剤師に相談する(リアップX5の説明書)
  3. フィナステリド・デュタステリドは、女性と子どもには使わない。プロペシア錠が割れたり砕けたりした場合、妊娠中・妊娠の可能性がある・授乳中の女性は取り扱わない。ザガーロは、女性と子どもがカプセルから漏れた薬剤に触れないようにする
  4. フィナステリドの服用中に自殺念慮や自殺企図があらわれたときは、服用をやめて、すぐに医師へ連絡する(プロペシア錠の添付文書 8.2)。電話相談の #いのちSOS は 0120-061-338(24時間365日)
  5. 海外製の薬を個人輸入して使わない。個人輸入した医薬品による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象にならない
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薄毛が気になりはじめたとき、最初に迷うのが「ドラッグストアの発毛剤で足りるのか、クリニックで薬をもらうべきか」です。市販の発毛剤の有効成分はミノキシジルで、頭皮に塗って使います。クリニックで処方される薬のうち、国内でAGAの薬として承認されているのは、フィナステリドとデュタステリドという飲み薬です。

この2つは、同じAGA(男性型脱毛症)の薬でも、働きも、使える人も、手に入れるまでの手順も違います。この記事では、国内の添付文書(2026年10月4日に確認した版)、日本皮膚科学会の診療ガイドライン、PubMedで題名・著者・抄録を確かめた臨床試験をもとに、違いと選び分けの目安を整理します。処方薬の価格は医療機関ごとに違うため、この記事には載せず、確認日つきの一覧がある記事に案内します。

どちらを使うかを決めるのは、本人と医師・薬剤師です。買う前、受診する前に違いを知っておくための整理として読んでください。効果には個人差があります。

市販の発毛剤と処方薬の違い(一覧)

添付文書とガイドラインに書かれている項目を並べます[1][2][3][4]。市販の発毛剤は、ミノキシジルを5%含む男性用の外用薬(リアップX5など)を指します。

項目 市販の発毛剤(ミノキシジル外用5%) 処方薬(フィナステリド・デュタステリド)
医薬品の区分 一般用医薬品(第1類医薬品) 医療用医薬品(処方箋医薬品)
手に入れる方法 薬局・ドラッグストアか、インターネット販売。薬剤師が年齢や使っている薬を確かめ、書面で説明する 医師の診察を受けて処方される。保険給付の対象外
薄毛の原因の確認 診察はない。説明書の「使用しない人」「相談する人」にあてはまらないかを本人が確かめる(薬剤師に相談できる) 医師が診察で確かめる
添付文書の効能 壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防 フィナステリド:男性における男性型脱毛症の進行遅延
デュタステリド:男性における男性型脱毛症
働き 毛の成長期に働きかけるとされるが、仕組みは十分に分かっていない。説明書は「壮年性脱毛症の原因を取り除くものではありません」とする テストステロンをDHT(ジヒドロテストステロン)に変える5α還元酵素を阻害する
使い方 1日2回、1回1mLを頭皮に塗る 1日1回飲む(フィナステリドは通常0.2mgで1mgまで、デュタステリドは通常0.1mgで必要に応じて0.5mg)
対象 20歳以上の男性 成人男性(20歳未満での安全性と有効性は確立されていない)
ガイドラインの推奨度 A(行うよう強く勧める) どちらもA(行うよう強く勧める)
見直す時点 効果がわかるまで少なくとも4ヵ月。6ヵ月使って改善がなければ、使用をやめて相談する 効果の確認まで通常6ヵ月。6ヵ月以上使っても効果がみられなければ中止する
主な副作用 頭皮のかゆみ・発疹など。頭痛・めまい、胸の痛み、むくみなども説明書にある 性機能に関する副作用(リビドー減退、勃起機能不全など)、肝機能障害(頻度不明)など

以下、表の各行を順に説明します。

市販で買えるもの・買えないもの

市販で買えるのはミノキシジルの外用薬

国内で承認されているミノキシジルの薬は、頭皮に塗る一般用医薬品だけです。医薬品情報のデータベース(KEGG MEDICUS)でミノキシジルを検索すると、医療用医薬品は0件でした(2026年10月4日確認)[5]。ガイドラインも、ミノキシジルは降圧剤として開発されたが国内では認可されていないと書いています[4]。大正製薬のリアップX5のほかにも、同じ5%の製品が複数の会社から出ていて、リスク区分はいずれも第1類医薬品です[5]。この記事では、添付文書の出典としてリアップX5の説明書を使います[1]。

ミノキシジルを含まない育毛剤は、この記事では扱いません。ガイドラインは成分ごとに別の推奨度を付けていて、たとえばアデノシンの外用は男性型脱毛症で推奨度B(行うよう勧める)です[4]。

第1類医薬品の買い方

第1類医薬品を販売するのは薬剤師です。医薬品医療機器等法は、販売のときに薬剤師が、使う人の年齢や、ほかの薬の使用状況などを確かめたうえで、書面を使って必要な情報を提供するよう定めています(第36条の9、第36条の10)[6]。買う人が説明は要らないと伝えた場合に説明を省けるのは、適正に使用されると認められるときに限られます[6]。

インターネットでも買えます。厚生労働省は、一般用医薬品は第1類から第3類までいずれもインターネットで販売でき、第1類は薬剤師による情報提供が義務だと説明しています[7]。店頭でもネットでも、薬剤師の確認と説明を経て買う薬です。持病や飲んでいる薬があるときは、このときに伝えてください。

フィナステリド・デュタステリドは市販されていない

プロペシア錠(フィナステリド)とザガーロカプセル(デュタステリド)は、添付文書の規制区分が「処方箋医薬品」で、医師の診察を受けて処方されます[2][3]。KEGG MEDICUSで検索すると、どちらの成分も一般用医薬品は0件でした(2026年10月4日確認)[5]。添付文書には「本剤は保険給付の対象とならない」とあり、費用は全額が自己負担です[2][3]。

市販されていないからといって、海外製の薬を個人輸入で手に入れることは勧められません。厚生労働省は、個人輸入される医薬品には品質・有効性・安全性の保証がなく、偽造製品の可能性もあること、個人輸入された医薬品による健康被害は救済の対象にならないことを案内しています[8]。

医薬品副作用被害救済制度の対象は、製造販売の承認・許可を受けた医薬品です。病院で処方された薬も、薬局・ドラッグストアで買った一般用医薬品も含まれます(入院治療が必要な程度の健康被害であること、適正に使用していたことなどの要件があります)[9]。

働きの違い

エビデンス:限定的添付文書・ガイドラインの説明と、仕組みを扱ったレビュー1件。ミノキシジルの働き方は確定していない参照: Messenger AG, et al., Br J Dermatol, 2004

飲み薬はDHTを作る酵素を抑える

ガイドラインは、AGAの起こり方を次のように説明しています。前頭部や頭頂部の毛包では、テストステロンがII型5α還元酵素の働きでDHTに変わり、DHTが受容体に結びつくことで毛の成長期が短くなります[4]。

フィナステリドは5α還元酵素のII型を、デュタステリドは1型と2型の両方を阻害して、テストステロンがDHTに変わるのを抑えます[2][3]。進行のもとになる流れに働く薬です。原因と進み方はAGAの原因と進行パターンで詳しく扱っています。

ミノキシジル外用は毛の成長に働きかける

ミノキシジルは、DHTの流れとは別のところに働きます。リアップX5の説明書は「本剤は壮年性脱毛症の原因を取り除くものではありません」と書いています[1]。

どう働くかは、まだ十分に分かっていません。仕組みを扱ったレビューは、毛包への作用の理解は非常に限られているとしたうえで、動物の研究では休止期を短くして成長期に入るのを早めること、成長期を延ばし毛包を大きくする可能性があることを挙げています(Messenger AG, et al., Br J Dermatol, 2004)[10]。日本人を対象にした試験の報告も、ミノキシジルは毛包が成長期の初期から後期へ移るのを促すと説明しています[11]。

添付文書の効能の書き方も違います。リアップX5は「壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防」、プロペシア錠は「男性における男性型脱毛症の進行遅延」、ザガーロは「男性における男性型脱毛症」です[1][2][3]。「壮年性脱毛症」は市販薬の効能に使われている言葉で、説明書は「一般的に遺伝性の薄毛又は抜け毛で、ゆっくりと何年もかかって進行し、目立つようになるもの」と説明しています[1]。

ただし、飲み薬の試験でも毛髪数の増加は報告されていて、「塗り薬は生やす、飲み薬は止める」ときれいに分かれるわけではありません。この点はAGA治療の種類と薬の選び方で説明しています。

ガイドラインの推奨度と根拠になった試験

エビデンス:強3剤それぞれにプラセボなどと比べた複数のRCTがあり、フィナステリドは12試験のシステマティックレビューもある参照: Olsen EA, et al., J Am Acad Dermatol, 2002、Kaufman KD, et al., J Am Acad Dermatol, 1998、Mella JM, et al., Arch Dermatol, 2010、Gubelin Harcha W, et al., J Am Acad Dermatol, 2014

日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)は、男性型脱毛症に対して、ミノキシジル外用(5%)、フィナステリド内服、デュタステリド内服の3つを、いずれも推奨度A(行うよう強く勧める)としています[4]。推奨度Aは5段階のいちばん上です。市販薬だから推奨度が低い、ということはありません。学会の一覧に載っているのは2017年版で、より新しい版は出ていません(2026年10月4日確認)[4]。

それぞれの根拠になった主な試験は、次のとおりです。

  • ミノキシジル外用(海外):18〜49歳の男性393名を、5%・2%・プラセボに分けて1日2回、48週使った二重盲検のランダム化比較試験。5%は、産毛でない毛の数の変化で2%とプラセボを上回りました(Olsen EA, et al., J Am Acad Dermatol, 2002)[12]。ガイドラインによると、1cm²あたりの増加はプラセボ3.9本、2%が12.7本、5%が18.6本です[4]。
  • ミノキシジル外用(日本):20歳以上の日本人男性300名を5%と1%に分けた、24週の二重盲検試験。16週の時点の増加は、1cm²あたり5%が26.4本、1%が21.2本でした(Tsuboi R, et al., J Dermatol, 2009)[11]。プラセボ群のない試験です。
  • フィナステリド(海外):18〜41歳の男性1,553名を1mgとプラセボに分けた1年の試験2件(うち1,215名が2年目の延長試験に参加)。頭頂部の直径1インチの円の中の毛髪数(開始時876本)は、プラセボとの差が1年で107本、2年で138本でした。プラセボ群では脱毛が進んでいます(Kaufman KD, et al., J Am Acad Dermatol, 1998)[13]。
  • フィナステリド(日本):24〜50歳の日本人男性414名の48週の二重盲検試験。頭頂部の写真で「改善」と判定された人は、1mgで58.3%、0.2mgで54.2%、プラセボで5.9%でした[2](Kawashima M, et al., Eur J Dermatol, 2004)[14]。
  • フィナステリド(試験のまとめ):プラセボと比べたランダム化比較試験12件(男性3,927名)のシステマティックレビュー。「毛が改善した」と答えた人の割合は、12ヵ月以内の評価でプラセボの1.81倍、24ヵ月以上の評価で1.71倍でした(Mella JM, et al., Arch Dermatol, 2010)[15]。
  • デュタステリド:20〜50歳の男性917名(日本人200名を含む)を、デュタステリド3用量・フィナステリド1mg・プラセボに分けた24週の試験。頭頂部の直径2.54cmの円の中の毛髪数の変化は、デュタステリド0.5mgが89.6本、0.1mgが63.0本、フィナステリド1mgが56.5本、プラセボが−4.9本でした[3](Gubelin Harcha W, et al., J Am Acad Dermatol, 2014)[16]。期間が24週と短いことを、著者が限界に挙げています。

数え方(円の大きさ、数える毛の種類)は試験ごとに違うので、本数を薬どうしで横に並べては比べられません。どの試験も、多人数の平均の結果です。リアップX5の説明書は「本剤は誰にでも効果があるわけではありません」と書いています[1]。時点ごとの経過はAGA治療の効果が出るまでの期間にまとめています。

市販薬と処方薬を直接比べた試験

エビデンス:中非盲検の65名のRCT 1件と、抄録に盲検化の記載がない450名のRCT 1件、試験を間接的につないだ解析1件参照: Arca E, et al., Dermatology, 2004、Hu R, et al., Dermatol Ther, 2015、Gupta AK, et al., JAMA Dermatol, 2022

ミノキシジル外用5%とフィナステリドの内服を比べた研究は、次の3件を確かめました。

  • 軽度から重度のAGAの男性65名を、フィナステリド1mg(40名)とミノキシジル外用5%(25名)にランダムに分けた12ヵ月の試験。毛の濃さが増したと判定された人は、フィナステリドで80%(32/40)、ミノキシジルで52%(13/25)でした。副作用は、フィナステリドの群で7名(性欲の低下6名、体毛の増加1名)、ミノキシジルの群で1名(頭皮の刺激)です(Arca E, et al., Dermatology, 2004)[17]。どちらを使っているかが本人にも医師にも分かる非盲検の試験で、人数も多くありません。
  • 中国の男性450名を、フィナステリド・ミノキシジル外用5%・両方の併用の3群にランダムに分けた12ヵ月の試験。評価できた428名のうち、「改善」とされた人はフィナステリドで80.5%、ミノキシジルで59%、併用で94.1%でした(Hu R, et al., Dermatol Ther, 2015)[18]。抄録には、盲検化の有無と「改善」の判定方法が書かれていません。
  • 単剤の試験23件を間接的につないだネットワークメタ解析では、48週の時点の太い毛(終毛)の数の増加は、フィナステリド1mgがミノキシジル外用5%より1cm²あたり26.2本多いという結果でした(Gupta AK, et al., JAMA Dermatol, 2022)[19]。この解析は、国内で承認されていないミノキシジルの内服なども含めて比べていて、時点と指標によって順位が入れ替わります。ここでは、国内で承認された薬どうしの結果だけを挙げました。

ここに挙げた3つの結果は、いずれもフィナステリドのほうが良いものでした。ただし、1件目は非盲検で人数が少なく、2件目は評価の方法が抄録から分からず、3件目は別々の試験をつないだ間接的な比較です。この結果だけでは、飲み薬のほうが効果が大きいとは決められません。

併用の試験

エビデンス:中RCT 5件のメタ解析と450名のRCT。写真評価では併用が上回るが、毛髪密度の変化では差がない参照: Chen L, et al., Aesthetic Plast Surg, 2020、Hu R, et al., Dermatol Ther, 2015

ガイドラインには、飲み薬とミノキシジル外用の併用そのものを評価した項目がありません[4]。推奨度Aの薬どうしでも、組み合わせて使うことは評価の外にあります。

研究としては、上のHuらの試験で、併用の群の「改善」が94.1%と、単独の群(80.5%・59%)より高くなっています[18]。フィナステリドとミノキシジル外用の併用を扱ったランダム化比較試験5件のメタ解析は、写真評価の点数と、はっきり改善した人の数で併用が単独を上回ったとする一方、毛髪密度の変化と有害事象には差がなかったとしています(Chen L, et al., Aesthetic Plast Surg, 2020)[20]。5件のうち、フィナステリド単独と比べた試験は2件だけです。抄録からは、各試験のフィナステリドが飲み薬か塗り薬かは分かりません。

リアップX5の説明書は、ほかの育毛剤や外用剤を頭皮に重ねて使わないよう求めていますが、飲み薬との併用についての記載はありません[1]。併用するかどうかは、医師と相談して決めてください。

続ける期間と、やめたとき

エビデンス:中外用をやめた後の経過を測ったのは各群9名の小さな試験。飲み薬はガイドラインと添付文書の記載で、元に戻るまでの期間の数字はない参照: Price VH, et al., J Am Acad Dermatol, 1999、Olsen EA, et al., J Am Acad Dermatol, 1990

見直す時点

  • ミノキシジル外用:説明書には「効果がわかるようになるまで少なくとも4ヵ月間、毎日使用してください」とあります。6ヵ月使って、脱毛の程度、うぶ毛や硬い毛の発生、抜け毛の程度のいずれにも改善が認められなければ、使用をやめて医師か薬剤師に相談します[1]。
  • フィナステリド:効果が確認できるまで、通常6ヵ月の連日投与が必要です。6ヵ月以上使っても進行遅延がみられない場合は、投薬を中止することになっています[2]。
  • デュタステリド:治療効果の評価には通常6ヵ月間の治療が必要で、6ヵ月以上使っても改善がみられない場合は中止します[3]。

飲み薬の6ヵ月の判断は、医師が行います。市販の外用薬では、4ヵ月と6ヵ月の見直しを自分で行うことになります。使い始めた日と、同じ条件で撮った写真を残しておくと、見直しの材料になります。

リアップX5の発売後に行われた調査(販売店で登録した使用者3,072名、対照群なし)では、有効性を集計できた2,966名のうち、「抜け毛が少し減った」以上と答えた人が6ヵ月後までに約65%、「発毛が少し増えた」以上と答えた人が約50%に達し、その後は18ヵ月後までほぼ一定でした[21]。本人の印象を集計したもので、プラセボと比べた数字ではありません。

やめたときの経過

3つの薬は、どれも使っている間の効果です。

  • ミノキシジル外用:説明書は、効果を保つには使い続ける必要があり、「使用を中止すると徐々に元に戻ります」と書いています[1]。男性36名を、5%・2%・有効成分のない基剤・無治療の4群に9名ずつ分けて毛の重さと本数を測った試験では、96週で使用をやめると、ミノキシジルの群の毛の重さと本数は、24週でプラセボの群とほぼ同じ水準に戻りました(Price VH, et al., J Am Acad Dermatol, 1999)[22]。
  • フィナステリド:ガイドラインは「内服を中止すると効果は消失する」と書き、添付文書も、効果を持続させるためには継続的に服用することとしています[4][2]。何ヵ月で元に戻るかという数字は、どちらにもありません。
  • デュタステリド:ガイドラインは、1年を超える長期の効果と、中止後の毛髪量の変化は検討されていないとしています[4]。

長く続けた場合のデータは限られます。2%と3%のミノキシジル外用を4年半から5年続けた男性31名の報告では、発毛は1年でピークになる傾向があり、その後ゆっくり下がりましたが、4年半から5年の時点でも、使用前を上回る状態が保たれていました(Olsen EA, et al., J Am Acad Dermatol, 1990)[23]。対照群のない小さな報告で、濃度も国内の男性用(5%)とは違います。フィナステリドの長期のデータは2年〜5年の経過で扱っています。

使える人・使えない人と副作用

エビデンス:限定的添付文書の注意事項と、試験・発売後調査で報告された頻度。薬どうしを同じ条件で比べた数字ではない参照: リアップX5 説明書、プロペシア錠 添付文書、ザガーロカプセル 添付文書

使える人・使えない人

添付文書から、使えない人と、使う前に相談や注意が要る人を並べます[1][2][3]。

項目 ミノキシジル外用5%(リアップX5) フィナステリド(プロペシア錠) デュタステリド(ザガーロ)
対象 20歳以上の男性の壮年性脱毛症 男性の男性型脱毛症。ほかの脱毛症に適応はない 男性の男性型脱毛症。ほかの脱毛症に適応はない
使えない人 女性、20歳未満の人、この薬の成分でアレルギー症状が出たことのある人、壮年性脱毛症以外の脱毛症(円形脱毛症や、甲状腺の病気による脱毛など)の人、原因のわからない脱毛症の人、脱毛が急激な人、髪が斑状に抜けている人 成分に過敏症の既往がある人、妊婦・妊娠している可能性のある女性・授乳中の女性(禁忌) 成分やほかの5α還元酵素阻害薬に過敏症の既往がある人、女性、小児等、重度の肝機能障害のある人(禁忌)
女性 使えない(説明書は、ミノキシジルを1%配合した女性用の製品を案内している) 適応はない 禁忌
20歳未満 使えない(国内での使用経験がない) 安全性と有効性は確立されていない。小児等に適応はない 安全性と有効性は確立されていない。小児等は禁忌
使う前に相談・注意が要る人 高血圧・低血圧の人、心臓または腎臓に障害のある人、むくみのある人、家族や兄弟姉妹に壮年性脱毛症の人がいない人、65歳以上の人、甲状腺機能障害の診断を受けている人、薬や化粧品でアレルギー症状を起こしたことがある人 うつ病・うつ状態や、自殺念慮・自殺企図の既往がある人。肝機能障害のある人(対象にした試験が行われていない) 肝機能障害のある人(薬物動態が検討されていない)。CYP3A4という酵素を阻害する薬(リトナビルなど)を使っている人
家族への注意 子どもの手の届かない所に保管する 割れたり砕けたりした錠剤を、妊婦・妊娠している可能性のある女性・授乳中の女性は取り扱わない 女性と子どもは、カプセルから漏れた薬剤に触れない

市販の外用薬の説明書には、診察がない代わりに自分で確かめる項目が並んでいます。「家族、兄弟姉妹に壮年性脱毛症の人がいない人」が相談の対象に入っているのは、壮年性脱毛症の発症には遺伝的要因が大きいと考えられるためです。脱毛が急激な場合や斑状に抜けている場合は、壮年性脱毛症以外の脱毛症である可能性が高いとされています。説明書は、対象になる脱毛のパターンを図で示し、脱毛の範囲が図より広い場合は効果が得られない可能性があるとも書いています[1]。

ガイドラインは、男性型脱毛症の診断では、ゆっくり抜けて頭全体が薄くなる型の円形脱毛症や、膠原病・慢性甲状腺炎などの全身の病気に伴う脱毛、薬による脱毛などを除外することが大切だとしています[4]。クリニックでは、この確認を医師が行います。市販薬を自分で選ぶ場合、この段階がありません。薄毛の原因に自信がないときは、買う前に薬剤師に伝えるか、皮膚科を受診してください。

副作用

  • ミノキシジル外用:説明書は、皮膚の症状(頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、塗った所の熱感)、精神神経系の症状(頭痛、気が遠くなる、めまい)、循環器の症状(胸の痛み、心拍が速くなる)、代謝系の症状(原因のわからない急激な体重増加、手足のむくみ)を挙げ、あらわれた場合は直ちに使用を中止して、医師か薬剤師に相談するよう求めています[1]。発売後の調査(3,072名、対照群なし)では、副作用は8.82%で、多かったのは塗った所のかゆみ(4.00%)と発疹(1.40%)でした。心臓の障害に分類されたものは0.23%です[21]。日本人300名の試験では、有害事象は5%の群で8.7%、1%の群で5.3%で、差は有意ではありませんでした[11]。
  • フィナステリド:添付文書は、リビドー減退を1〜5%未満、勃起機能不全・射精障害・精液量減少を1%未満の欄に載せています。このうち精液量減少を除く3つには、市販後に、投与を中止した後も続いたとの報告があるという注が付いています。重い副作用として、肝機能障害(頻度不明)も挙がっています。国内の48週の試験では、性機能に関する副作用は1mgの群で2.9%(4/139)、プラセボの群で2.2%(3/138)でした[2]。12試験のシステマティックレビューでは、勃起機能不全がプラセボの2.22倍(95%信頼区間1.03〜4.78)、性機能の障害全体は1.39倍(0.99〜1.95)です[15]。
  • フィナステリドと気分の変化:因果関係は明らかではないものの、自殺念慮・自殺企図・自殺既遂が報告されています。添付文書は、自殺念慮や自殺企図があらわれた場合は服用を中止し、速やかに医師等に連絡するよう求めています(プロペシア錠 添付文書 8.2)[2]。厚生労働省の「まもろうよ こころ」は、死にたい気持ちがあるときの電話相談の窓口として、#いのちSOS(0120-061-338、24時間365日対応)などを挙げています[24]。命に危険が迫っているときは119番に電話してください。
  • デュタステリド:性機能不全(リビドー減退、勃起不全、射精障害)が1%以上で、「投与中止後も持続したとの報告がある」と注記されています。重大な副作用は肝機能障害と黄疸(頻度不明)です。917名の試験では、副作用は承認用量でない0.02mgを含む3用量の合計で17.1%(95/557)、主なものは勃起不全4.3%、リビドー減退3.9%でした(ザガーロカプセル 添付文書)[3]。同じ試験の報告は、有害事象の数と程度は群の間で同程度だったとしています[16]。

飲み薬の2つは、前立腺がんの検査(PSA)の値を下げます。フィナステリドは国内の試験で約40%下がり、検査では測定値を2倍した値を目安に評価します。デュタステリドも、6ヵ月以上飲んでいる場合は2倍した値が目安です[2][3]。健診でPSAを測るときは、飲んでいることを検査の医師に伝えてください。

頻度の数字は、薬ごとに集計のもとになった試験や調査が違い、そのまま薬どうしで比べられません。外用薬で症状が出たときの対応はミノキシジル外用の使用をやめて相談する目安、3剤の副作用の一覧はAGA治療薬の副作用一覧、フィナステリドの副作用の詳細はフィナステリドの効果と副作用にあります。

費用の比べ方

市販薬と処方薬では、かかる費用の中身が違います。

  • 市販の発毛剤:かかるのは薬代です。リアップX5(60mL)の希望小売価格は税込5,980円です(大正製薬の製品カタログ、2026年10月4日確認)[25]。用法は1日2回・1回1mLなので、60mLは30日分にあたります。実際の販売価格は店によって違います。
  • 処方薬:フィナステリドとデュタステリドは保険給付の対象外です[2][3]。価格は医療機関と薬(先発品か後発品か)によって違い、薬代のほかに診察料や送料がかかるかどうかも医療機関ごとに違います。

処方薬の価格は、各院の公式価格を確認日つきで並べたAGA治療の費用と、クリニックごとの費用の比較で確かめられます。「月額○円から」という表示は、どの薬の価格か、国内で承認された薬かを見てください。

どの薬も続けている間の効果なので、1ヵ月の金額だけでなく、6ヵ月や1年でいくらになるかで比べるほうが実態に合います。

選び分けの目安

ガイドラインにも添付文書にも、市販の外用薬と処方の飲み薬のどちらから始めるか、という順番の決まりはありません。下は、添付文書とガイドラインに書かれていることを、場面ごとに並べたものです。どちらを使うかは、医師・薬剤師と相談して決めてください。

  • 薄毛の原因がはっきりしない:急に抜けた、斑状に抜ける、家族に壮年性脱毛症の人がいない、といった場合は、説明書で「使用しない」「使う前に相談する」とされている項目にあたります[1]。市販薬を買う前に、医師に相談してください。
  • 診察を受けずに、まず自分で始めたい:20歳以上の男性で、説明書の「使用しない人」にあてはまらなければ、市販のミノキシジル外用5%が選択肢になります[1]。ガイドラインの推奨度はAです[4]。4ヵ月と6ヵ月で見直し、6ヵ月使っても改善がなければ使用をやめて相談します。
  • 進行のもとになるDHTに働く薬を使いたい:フィナステリドかデュタステリドの内服で、医師の診察が必要です[2][3]。2つは同じ種類の薬で、違いはデュタステリドとフィナステリドの違いにまとめています。
  • 血圧や心臓・腎臓の病気がある、むくみがある、65歳以上:市販の外用薬でも、使う前に医師か薬剤師に相談する人にあたります[1]。
  • 肝臓の病気がある:飲み薬は主に肝臓で代謝されます。デュタステリドは、重度の肝機能障害のある人が禁忌です[2][3]。診察で伝えてください。
  • 妊娠中や妊娠の可能性がある家族、小さな子どもと暮らしている:飲み薬は、割れた錠剤や漏れたカプセルの中身に、女性や子どもが触れないようにする必要があります[2][3]。外用薬も、子どもの手の届かない所に保管します[1]。
  • 飲み薬の副作用が心配で、飲み薬を使いたくない:ガイドラインが推奨度Aとする薬のうち、飲み薬でないものはミノキシジル外用です[4]。外用薬にも、頭皮の症状や、胸の痛み・むくみなどの注意があります[1]。
  • 飲み薬と外用薬を両方使いたい:ガイドラインは併用を評価していません。研究は併用の試験のとおりで、併用するかどうかは診察で決めます。
  • 20歳未満:市販の外用薬は使えません。飲み薬も、20歳未満での安全性と有効性は確立されていません[1][2][3]。
  • 女性:この記事で扱った3つの薬は、女性は使えないか、適応がありません[1][2][3]。ガイドラインは、女性型脱毛症にはミノキシジル1%の外用を推奨度Aとしています[4]。
  • 市販の外用薬を6ヵ月使っても改善がない:使用をやめて相談する時点です。説明書は、壮年性脱毛症以外の脱毛症や、ほかの原因による脱毛の可能性を挙げています[1]。医師の診察を受けてください。

受診先を探すときは、AGAクリニックの比較ページで、処方される薬と費用を確かめられます。治療の全体像はAGA治療の種類と薬の選び方、始める年齢の考え方はAGA治療は何歳から始めるかにまとめています。

ミノキシジルの内服について

ミノキシジルには飲み薬もありますが、国内では医薬品として承認されていません。ガイドラインは、作成の時点で内服の臨床試験が行われていないこと、利益と危険性が十分に検証されていないことを挙げて、推奨度D(行うべきではない)としています[4]。市販の外用薬を飲むこともできません。説明書は、頭皮にのみ使用して内服しないこと、その理由として血圧が下がるなどのおそれがあることを書いています[1]。外用と内服の違いと、その後に出た海外の研究はミノキシジルの外用と内服の違いで整理しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 市販の発毛剤だけで、AGAの進行は止まりますか?

リアップX5の効能には「脱毛(抜け毛)の進行予防」が入っています。一方で説明書は、「本剤は壮年性脱毛症の原因を取り除くものではありません」「本剤は誰にでも効果があるわけではありません」とも書いています[1]。4ヵ月と6ヵ月で見直し、6ヵ月使っても改善がなければ、使用をやめて医師か薬剤師に相談してください。

Q2. 市販の発毛剤は、インターネットで買えますか?

買えます。第1類医薬品もインターネットで販売でき、販売のときに薬剤師による情報提供が義務づけられています[6][7]。年齢や、使っているほかの薬などを聞かれたら、正確に答えてください。

Q3. フィナステリドを飲みながら、市販の発毛剤を使ってもいいですか?

ガイドラインは併用そのものを評価しておらず、リアップX5の説明書にも飲み薬との併用についての記載はありません[1][4]。併用を調べた試験はありますが、数が少なく、毛髪密度の変化では単独との差が出ていません[20]。使う前に、処方を受けている医師に伝えてください。

Q4. 市販の発毛剤を多めに塗れば、効果は上がりますか?

上がりません。説明書は、決められた量より多く使っても「効果の増加はほとんどなく、副作用の発現する可能性が高くなります」と書いています[1]。1日2回、1回1mLを守ってください。

Q5. 市販薬で始めて、あとから処方薬に替えられますか?

どちらから始めるか、いつ替えるかの決まりは、ガイドラインにも添付文書にもありません。替えるかどうかは診察で決めます。受診のときは、使っていた薬の名前、使い始めた日、経過の写真を持っていくと、医師に伝えやすくなります。外用薬をやめると徐々に元に戻ると説明書にあるので[1]、やめる時期も医師と相談してください。

まとめ

市販の発毛剤(ミノキシジル外用5%)と、処方のフィナステリド・デュタステリドは、どれもガイドラインの推奨度Aです。違うのは働きと、手に入れるまでの手順です。飲み薬はDHTを作る酵素を抑え、外用薬は毛の成長に働きかけますが、原因を取り除くものではないと説明書に書かれています。市販薬は診察なしで始められるぶん、使えない人にあたらないか、6ヵ月で改善があるかを自分で確かめることになります。直接比べた試験ではフィナステリドのほうが良い結果でしたが、非盲検の小さな試験などが根拠で、優劣は決められません。持病がある、薄毛の原因がはっきりしない、6ヵ月使っても改善がない、というときは、医師に相談してください。

参考文献

  1. リアップX5 説明書(大正製薬。第1類医薬品。文書に改訂年月の表示なし). 大正製薬 製品カタログ掲載のPDF(2026年10月4日確認)
  2. プロペシア錠0.2mg・1mg 添付文書(オルガノン、2023年8月改訂 第4版). KEGG MEDICUS(JAPIC)(2026年10月4日確認)
  3. ザガーロカプセル0.1mg・0.5mg 添付文書(グラクソ・スミスクライン、2025年8月改訂 第2版). KEGG MEDICUS(JAPIC)(2026年10月4日確認)
  4. 日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」日皮会誌. 2017;127(13):2763-2777(推奨度の分類、病態、診断、表1、CQ1〜CQ3、CQ14). 日本皮膚科学会のPDF/学会のガイドライン一覧(2026年10月4日確認)
  5. KEGG MEDICUS 医薬品検索(2026年9月16日版)「ミノキシジル」医療用医薬品0件・一般用医薬品8件、「フィナステリド」「デュタステリド」一般用医薬品0件. KEGG MEDICUS(2026年10月4日確認)
  6. 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年法律第145号)第36条の9、第36条の10. e-Gov 法令検索(2026年10月4日確認)
  7. 厚生労働省 WEBマガジン「医薬品を安全に使うために〜医薬品の販売制度に関する法改正をわかりやすく解説〜」(2026年5月1日施行の改正の解説). 厚生労働省のページ(2026年10月4日確認)
  8. 厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」. 厚生労働省のページ(2026年10月4日確認)
  9. 医薬品医療機器総合機構「医薬品副作用被害救済制度の給付対象」. PMDAのページ(2026年10月4日確認)
  10. Messenger AG, Rundegren J. Minoxidil: mechanisms of action on hair growth. Br J Dermatol. 2004;150(2):186-194(レビュー). PubMed: 14996087
  11. Tsuboi R, Arano O, Nishikawa T, Yamada H, Katsuoka K. Randomized clinical trial comparing 5% and 1% topical minoxidil for the treatment of androgenetic alopecia in Japanese men. J Dermatol. 2009;36(8):437-446(300名のRCT). PubMed: 19691748
  12. Olsen EA, Dunlap FE, Funicella T, et al. A randomized clinical trial of 5% topical minoxidil versus 2% topical minoxidil and placebo in the treatment of androgenetic alopecia in men. J Am Acad Dermatol. 2002;47(3):377-385(393名のRCT). PubMed: 12196747
  13. Kaufman KD, Olsen EA, Whiting D, et al. Finasteride in the treatment of men with androgenetic alopecia. Finasteride Male Pattern Hair Loss Study Group. J Am Acad Dermatol. 1998;39(4 Pt 1):578-589(1,553名のRCT 2件と延長試験). PubMed: 9777765
  14. Kawashima M, Hayashi N, Igarashi A, et al. Finasteride in the treatment of Japanese men with male pattern hair loss. Eur J Dermatol. 2004;14(4):247-254(414名のRCT). PubMed: 15319158
  15. Mella JM, Perret MC, Manzotti M, Catalano HN, Guyatt G. Efficacy and safety of finasteride therapy for androgenetic alopecia: a systematic review. Arch Dermatol. 2010;146(10):1141-1150(RCT 12件、3,927名のシステマティックレビュー). PubMed: 20956649
  16. Gubelin Harcha W, Barboza Martínez J, Tsai TF, et al. A randomized, active- and placebo-controlled study of the efficacy and safety of different doses of dutasteride versus placebo and finasteride in the treatment of male subjects with androgenetic alopecia. J Am Acad Dermatol. 2014;70(3):489-498.e3(917名のRCT). PubMed: 24411083
  17. Arca E, Açikgöz G, Taştan HB, Köse O, Kurumlu Z. An open, randomized, comparative study of oral finasteride and 5% topical minoxidil in male androgenetic alopecia. Dermatology. 2004;209(2):117-125(65名の非盲検RCT). PubMed: 15316165
  18. Hu R, Xu F, Sheng Y, et al. Combined treatment with oral finasteride and topical minoxidil in male androgenetic alopecia: a randomized and comparative study in Chinese patients. Dermatol Ther. 2015;28(5):303-308(450名のRCT). PubMed: 26031764
  19. Gupta AK, Venkataraman M, Talukder M, Bamimore MA. Relative Efficacy of Minoxidil and the 5-α Reductase Inhibitors in Androgenetic Alopecia Treatment of Male Patients: A Network Meta-analysis. JAMA Dermatol. 2022;158(3):266-274(23試験のネットワークメタ解析). PubMed: 35107565
  20. Chen L, Zhang J, Wang L, Wang H, Chen B. The Efficacy and Safety of Finasteride Combined with Topical Minoxidil for Androgenetic Alopecia: A Systematic Review and Meta-analysis. Aesthetic Plast Surg. 2020;44(3):962-970(RCT 5件のメタ解析). PubMed: 32166351
  21. 医薬品医療機器総合機構「再審査報告書 ①リアップX5 ②リアップ5」平成25年12月26日(薬事・食品衛生審議会 医薬品等安全対策部会の資料). 厚生労働省のサイトに掲載のPDF(2026年10月4日確認)
  22. Price VH, Menefee E, Strauss PC. Changes in hair weight and hair count in men with androgenetic alopecia, after application of 5% and 2% topical minoxidil, placebo, or no treatment. J Am Acad Dermatol. 1999;41(5 Pt 1):717-721(36名の試験). PubMed: 10534633
  23. Olsen EA, Weiner MS, Amara IA, DeLong ER. Five-year follow-up of men with androgenetic alopecia treated with topical minoxidil. J Am Acad Dermatol. 1990;22(4):643-646(31名の追跡、対照群なし). PubMed: 2180995
  24. 厚生労働省「まもろうよ こころ」電話相談. 厚生労働省のページ(2026年10月4日確認)
  25. 大正製薬 製品カタログ「リアップX5」(希望小売価格). 大正製薬のページ(2026年10月4日確認)

免責事項:本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたもので、診断・治療を行うものではありません。医師個人による執筆・監修は行っておらず、添付文書・診療ガイドライン・公的資料・論文をもとに編集部が作成しています。薬を使うかどうか、どの薬を使うかは、医師・薬剤師に相談して決めてください。試験の結果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるものではありません。

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