性行為の途中で勃起が弱まり、最後まで続かない。いわゆる「中折れ」は、挿入まではできるために「EDとは別のもの」と受け取られがちですが、医学の定義ではED(勃起不全)に含まれます。原因は1つとは限らず、体の状態、心理、飲んでいる薬、その日の場面が重なって起こります。
この記事では、中折れの位置づけ、原因の分け方と見分ける手がかり、自分で見直せること、コンドームを着けるときに起きる場合、受診の目安と治療を整理します。根拠にしたのは、日本性機能学会・日本泌尿器科学会の「ED診療ガイドライン 第3版」(2018年)[1]、国内の添付文書(2026年10月4日に確認した版)、PubMedで題名・著者・抄録を確かめた論文です。数字には、どんな対象の、どんな種類の研究かを添えました。
このガイドラインは、2025年9月に後継の「2025年版男性性機能障害診療ガイドライン」が発行されています[2]。本体は書籍で、編集部はまだ読めていません。この記事の定義・分類・問診・推奨についての記述は、読めた第3版によります。
目的別の早見
- 中折れがEDにあたるのかを知りたい:中折れとEDの関係
- 原因の見当をつけたい:原因の分け方と見分ける手がかり
- まず自分でできることを知りたい:自分で見直せること
- コンドームを着けると萎えてしまう:コンドームを着けるときに起きる場合
- 受診するか迷っている:受診の目安と、医療機関ですること
- 治療薬について知りたい:治療薬(PDE5阻害薬)
中折れとEDの関係
ED診療ガイドライン 第3版は、EDを「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または(and/or)維持できない状態が持続または(or)再発すること」と定義しています[1]。勃起はするが続かない状態も、定義の「維持できない」にあたります。国内のED治療薬の添付文書も、効能を「勃起不全(満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持が出来ない患者)」と書いています[3][4][5]。
問診票が尋ねる「維持」
診察で使われる問診票も、勃起の維持を尋ねます。第3版が問診での使用を勧めているSHIM(Sexual Health Inventory for Men)は、この6か月の状態について5つの質問に答える形式で、そのうち2問が維持についての質問です[1]。
- 性交の際、挿入後にどれくらいの頻度で勃起を維持できましたか
- 性交の際、性交を終了するまで勃起を維持するのはどれくらい困難でしたか
残りの3問は、勃起してそれを維持する自信、挿入できる硬さになった頻度、性交に満足できた頻度です[1]。もとになったIIEF-5という問診票は、EDのある男性1,036名と対照の男性116名で評価され、25点満点のうち21点を境にすると、感度0.98、特異度0.88でEDを見分けられました(Rosen RC, et al., Int J Impot Res, 1999)[6]。この点数の区分について第3版は、海外のデータによるもので、過去6か月に性交を試みた男性が対象だと注記しています。問診票は丁寧な問診の代わりにはならない、とも書いています[1]。
一時的なものと続くもの
定義には「持続または再発」という条件が付いています[1]。深酒をした日に一度うまくいかなかった、というだけでは定義にあたりません。同じことが繰り返される、または続いているなら、EDとして原因を確かめる対象になります。
どのくらい続けばEDとするかという期間は、第3版の定義には書かれていません。SHIMが尋ねるのは「この6か月」の状態です[1]。この記事では期間の数字で線を引かず、繰り返しているかどうかを目安にします。
原因の分け方
エビデンス:限定的分類は診療ガイドライン。体の要因と心血管の病気の関係は観察研究で、因果は示されていない参照: ED診療ガイドライン 第3版、Dong JY, et al., J Am Coll Cardiol, 2011
EDの原因を、第3版は器質性(体の要因)・心因性(心理の要因)・混合性の3つに分け、ほとんどの症例で原因が混ざっていることが多いと注意しています[1]。ここでは、薬の副作用と、飲酒やコンドームの装着といった場面の要因を加えて、4つに分けて見ていきます。
| 分け方 | 主な内容 | 手がかりになること | 次の一歩 |
|---|---|---|---|
| 体の要因 | 糖尿病、高血圧、心臓や血管の病気、肥満と運動不足、喫煙、テストステロンの低下、神経の病気、骨盤の手術など | 持病がある。健診で血糖・血圧・脂質の異常を指摘されている | 持病の主治医か泌尿器科に相談する |
| 心理の要因 | 不安、うつ状態、悩み、パートナーとの関係 | 不安や気分の落ち込みがある。特定の場面だけで起こる型がある | 続くときは受診する。気分の落ち込みが強いときは心療内科・精神科にも相談する |
| 薬の副作用 | 一部の降圧薬、抗うつ薬、5α還元酵素阻害薬(AGAの薬を含む)など | 薬を飲み始めた時期、変えた時期と重なる | 自分の判断でやめずに、処方した医師に伝える |
| 場面の要因 | 飲酒のあと、コンドームを着けるとき | その場面のときに起こる | 性行為の前に飲む量を控える。コンドームの太さと着け方を見直す |
表は全体を見渡すためのものです。当てはまるものが複数あっても不思議はありません。続く・繰り返す場合は、受診の目安を見てください。
体の要因
EDのリスクファクターとして第3版が挙げているのは、加齢、糖尿病、肥満と運動不足、心血管疾患と高血圧、喫煙、テストステロンの低下、慢性腎臓病と下部尿路症状、神経の病気、外傷と手術、心理的・精神疾患的な要素、薬剤、睡眠時無呼吸症候群です[1]。
なかでも心臓や血管の病気との関係は、人を長く追跡した研究で調べられています。米国の前立腺がん予防試験でプラセボ群に入った55歳以上の男性9,457名を追った研究では、登録時に心血管疾患もEDもなかった4,247名のうち、2,420名(57%)が5年後までにEDを報告しました。新たにEDが出た人は、その後に心血管イベントを起こすハザード比が1.25(95%信頼区間1.02〜1.53)でした(Thompson IM, et al., JAMA, 2005)[7]。前向きコホート研究12件(36,744名)のメタ解析では、EDのある男性の相対リスクは、心血管疾患で1.48(95%信頼区間1.25〜1.74)、冠動脈疾患で1.46、脳卒中で1.35でした(Dong JY, et al., J Am Coll Cardiol, 2011)[8]。
いずれも観察研究で、EDが心臓の病気を引き起こすという意味ではありません。Thompsonらは、心血管疾患とEDの危険因子が似ていることを研究の出発点に挙げています[7]。中折れが続くときに血圧・血糖・脂質を確かめておく理由は、ここにあります。健診で見る項目はEDの原因・改善・予防の記事にまとめています。
心理の要因
問診で確かめることとして、第3版は「心理的要因や対人関係(たとえば、不安、うつ状態、悩みなど)も原因として重要である」と書いています[1]。心因性EDの分類を提案したレビューは、心理的な要因が単独で、または体の要因と組み合わさって、かなりの数のEDに関わるとしています。このレビューは心因性EDを、全般型(generalized)と、状況型(situational)に分けています(Rosen RC, Urol Clin North Am, 2001)[9]。
うつとの関係では、49編の研究をまとめたメタ解析があります。うつのある人でのEDのオッズ比は1.39(95%信頼区間1.35〜1.42)で、この解析は研究間のばらつきが大きいものでした(I²=93.6%)。逆に、EDのある人でのうつのオッズ比は2.92(95%信頼区間2.37〜3.60)です。どちらが原因かは決められないと、著者らは書いています(Liu Q, et al., J Sex Med, 2018)[10]。
不安については、精神科医が不安症と診断した男性を調べた12研究のシステマティックレビューで、EDのある人の割合の中央値が20.0%(四分位範囲5.1〜41.2%)でした。研究ごとの差が大きく、根拠は限られるとされています(Velurajah R, et al., Int J Impot Res, 2022)[11]。
若い年代でも受診する人はいます。イタリアの1施設で、EDで初めて受診した連続439名を調べた報告では、114名(26%)が40歳以下でした。40歳以下の人は持病が少ない一方、重度のEDの割合は40歳を超える人と差がありませんでした(Capogrosso P, et al., J Sex Med, 2013)[12]。受診した人の内訳なので、一般の男性での頻度は分かりません。
薬の副作用
EDに関わりうる薬として、第3版は降圧薬、抗うつ薬、5α還元酵素阻害薬などを挙げています。降圧薬では、利尿薬・β遮断薬・カルシウム拮抗薬に勃起機能への悪影響を示唆する報告が多いとしつつ、薬によるものか、高血圧そのものによるものかは結論が出ていないとしています。抗うつ薬についても、関連を示した報告と、関連を見いだせなかった報告の両方を挙げています[1]。
AGA(男性型脱毛症)の治療で使われるフィナステリド(プロペシア)の添付文書は、副作用として、リビドー減退を「1〜5%未満」、勃起機能不全を「1%未満」の欄に載せています。国内の48週間の試験では、性機能に関する副作用は1mgの群で2.9%(139例中4例)、プラセボの群で2.2%(138例中3例)でした。フィナステリドを飲んだ群(0.2mgと1mg)での勃起機能不全は0.7%(276例中2例)です[13]。
薬が関わっていそうでも、自分の判断でやめないでください。第3版は、薬剤性のEDを疑った場合に薬の変更や中止を弱く推奨する一方で、変更・中止は難しい場合が多いとしています[1]。飲み始めた時期と症状の経過を、処方した医師に伝えてください。
場面の要因(飲酒のあと)
エビデンス:限定的16名と11名の小さな実験とレビュー。性行為の場面で測った研究ではない参照: Farkas GM, Rosen RC, J Stud Alcohol, 1976、Morlet A, et al., Urology, 1990
飲酒の直後の影響は、実験で調べられています。若い男性16名に3段階の量のアルコールを飲んでもらい、陰茎の太さの変化で性的な反応を測った実験では、血中アルコール濃度0.025%のときに反応が最も大きく、0.05%以上でははっきり抑えられました(Farkas GM, Rosen RC, J Stud Alcohol, 1976)[14]。実験研究をまとめたレビューは、アルコールが気持ちの上での性的な興奮の抑えを外す一方で、体の反応を抑えるとし、前者は少ない量で、後者は多い量で強いと整理しています(Crowe LC, George WH, Psychol Bull, 1989)[15]。
健康な男性11名の睡眠中の勃起を測った研究では、血中アルコール濃度0.154g/100mLになるまで飲んでも、勃起の大きさ・続く時間・回数に影響はありませんでした。著者らは、飲酒による性的な反応の抑制は、勃起の反射が抑えられるためというより、知覚や認知の面への作用による可能性があるとしています(Morlet A, et al., Urology, 1990)[16]。いずれも小さな実験で、性行為の場面で測ったものではありません。
ふだんの飲酒習慣については、46研究(216,461名)のメタ解析で、習慣的な飲酒とEDのオッズ比が0.89(95%信頼区間0.81〜0.97)でした(Li S, et al., Urol Int, 2021)[17]。観察研究をまとめた結果なので、飲酒がEDを減らすとまでは言えません。飲んだ日に限って中折れが起こるなら、まず性行為の前に飲む量を控えて様子を見る、という順番になります。
疲れや睡眠不足のときに中折れが起こりやすいかを、性行為中の勃起で直接測った研究は、編集部が調べた範囲では見つかりませんでした。睡眠と朝の勃起、男性ホルモンの関係は朝勃ちが減る原因の記事で整理しています。コンドームを着けるときに起きる場合は、下の節で扱います。
見分ける手がかり
第3版は、問診で「性的刺激時の勃起および早朝勃起時の陰茎硬度と持続時間」を記録するよう求めています。睡眠中の勃起を機器で測る検査は心因性と器質性の見分けに有用とされ、心臓や血管の病気があるかどうかも、見分けるうえで重要だとしています[1]。受診の前に次の点を整理しておくと、問診で伝えやすくなります。
- 朝の勃起はあるか。性行為以外の場面(自慰など)での勃起の硬さと、続く時間はどうか
- いつから起きているか。きっかけに心当たりがあるか
- 毎回起こるのか、特定の場面(飲酒のあと、コンドームを着けるとき)で起こるのか
- 飲み始めた薬、変えた薬があるか
- 健診で血糖・血圧・脂質の異常を指摘されていないか。たばこを吸っているか
- 気分の落ち込みや強い不安が続いていないか
これらは医師が原因を考えるための材料です。自分で原因を決める目的には使えません。自分で気づく朝の勃起は、機器で測る検査とは別のもので、目覚め方や前夜の飲酒でも変わります。朝の勃起があるから体の要因はない、とは言えません。朝の勃起で分かることと分からないことは、朝勃ちの記事に書いています。
自分で見直せること
エビデンス:中RCT 6件のメタ解析で勃起機能のスコアに差。心血管のリスク因子を減らす試験を集めた解析で、勃起の維持だけを測った結果ではない参照: Gupta BP, et al., Arch Intern Med, 2011
生活習慣について、第3版は、肥満に対する食事療法・運動療法と、喫煙に対する禁煙指導を、勃起機能の改善のために行うことを強く推奨しています。あわせて、日本人での生活習慣の介入の効果については、今後さらに研究が必要だとも書いています[1]。
体重と運動
生活習慣の介入と、心血管のリスク因子に対する薬物治療の効果を調べたRCT 6件(740名、追跡は6週間以上)のメタ解析では、勃起機能のスコア(IIEF-5、25点満点)の加重平均差が2.66点(95%信頼区間1.86〜3.47)でした。スタチンを使った試験を除き、生活習慣の介入の4件(597名)に限っても、2.40点(95%信頼区間1.19〜3.61)の差がありました(Gupta BP, et al., Arch Intern Med, 2011)[18]。
この点数は5つの質問の合計で、勃起の維持だけがどれだけ変わるかは、この解析からは分かりません。差は25点満点のうち2〜3点です。運動の量の目安や、減量の試験の中身はEDと生活習慣の節で扱っています。
喫煙
前向きコホート研究4件と症例対照研究4件(28,586名)をまとめた解析では、前向きコホート研究での、たばこを吸わない人に対するEDのオッズ比が、いま吸っている人で1.51(95%信頼区間1.34〜1.71)、以前吸っていた人で1.29(95%信頼区間1.07〜1.47)でした(Cao S, et al., PLoS One, 2013)[19]。
禁煙の影響を見た試験もあります。EDがあり、たばこを吸う中国人の男性719名を、禁煙カウンセリングとニコチン代替療法を受ける群と、短い助言だけを受ける群に分けたRCTでは、6か月後に禁煙できていたことが、EDの改善と関連していました。一方で、どちらの群に入ったかは、EDの改善と関連していません(Chan SS, et al., Am J Prev Med, 2010)[20]。禁煙できた人とできなかった人の比較は、無作為に分けた比較になっていない点に注意が要ります。
性行為の前の飲酒
上の実験では、血中アルコール濃度が0.05%以上のときに体の反応が抑えられていました[14]。飲んだ日に中折れが起こる人は、性行為の前に飲む量を減らすことから試せます。タダラフィルの要指導医薬品(シアリス)の添付文書にも、過度の飲酒時は服用を控えるよう書かれています[21]。
骨盤底筋のトレーニング
エビデンス:中55名のRCT 1件と、試験の質が低〜中の10試験のシステマティックレビュー参照: Dorey G, et al., BJU Int, 2005、Myers C, Smith M, Physiotherapy, 2019
EDが6か月以上続く男性55名の試験では、理学療法士が教える骨盤底筋の運動(バイオフィードバックと生活習慣の助言を含む)を行った群の勃起機能が、助言だけの群より、3か月後に有意に良い結果でした(Dorey G, et al., BJU Int, 2005)[22]。EDと早漏の10試験をまとめたシステマティックレビューは、EDの試験がいずれも改善を報告しているとしたうえで、試験の質は低〜中にとどまり、どの練習方法が最適かは定まっていないと述べています(Myers C, Smith M, Physiotherapy, 2019)[23]。手順は骨盤底筋トレーニングの記事にあります。
コンドームを着けるときに起きる場合
エビデンス:限定的自己申告の横断調査が中心で、因果と仕組みは分かっていない。対象は若い男性を便宜的に集めた標本が中心参照: Crosby RA, et al., Sex Transm Infect, 2010、Sanders SA, et al., J Sex Med, 2015、Graham CA, et al., Sex Health, 2006
コンドームを着けるとき、または着けて性行為をしている最中に勃起が弱まる現象は、研究では「コンドームに関連した勃起の問題(condom-associated erection problems)」と呼ばれています。米国のキンゼイ研究所の研究者を中心に調べられてきました。
調査で報告されている頻度
- 性感染症のクリニックを受診した男性278名(平均23.7歳)の調査では、直近3回のコンドーム使用のうち1回以上で勃起が失われた人が37.1%でした(Graham CA, et al., Sex Health, 2006)[24]。
- オンラインで募った18〜24歳の男性479名に過去90日の経験を尋ねた調査では、装着のときだけ起こる人が13.8%、性交中だけ起こる人が15.7%、両方で起こる人が32.2%で、どちらもない人は38.4%でした(Sanders SA, et al., J Sex Med, 2015)[25]。
どちらも、コンドームを使っている若い男性を便宜的に集めた海外の調査です。日本の男性一般の割合とは言えません。
サイズが合わないコンドームとの関係
過去3か月にコンドームを使った18歳以上の男性436名の調査では、44.7%が、コンドームが合っていないと答えました。合っていないと答えた人は、そうでない人に比べて、勃起が失われたと報告するオッズが2.3倍、コンドームが勃起を妨げたと報告するオッズが2.0倍でした。破れ(2.6倍)や脱落(2.7倍)の報告も多くなっています(Crosby RA, et al., Sex Transm Infect, 2010)[26]。先のクリニックの調査でも、勃起が失われることと関連していたのは、コンドームを正しく使う自信の低さ、フィット感や感触の問題、パートナーの数でした[24]。
ただし、これらは本人の申告による一時点の調査です。「合っていない」がきついのか緩いのかは抄録からは分からず、コンドームの寸法も測っていません。合わないコンドームが勃起を弱めるのか、勃起が弱まるためにずれて合わないと感じるのかも、この調査からは区別できません。コンドームのサイズが血流を妨げて勃起を弱める、という仕組みを確かめた研究は、編集部が調べた範囲では見つかりませんでした。
心配と気の散り、興奮までの時間
同じ研究者らによる479名の調査は、コンドーム使用時の勃起の問題が、勃起を失うことへの心配や気の散りと互いに影響し合って繰り返しになりうること、合わないコンドームが一因になりうることを、結論に挙げています(Sanders SA, et al., AIDS Behav, 2014)[27]。
18〜24歳の男性295名に理由を尋ねた調査では、装着のときの理由として、気が散る、フィット感や感触の問題、装着に時間がかかる、飲みすぎが挙がりました。性交中の理由には、感覚が乏しい、十分に興奮していない、などが挙がっています(Hill BJ, et al., Sex Health, 2015)[28]。本人が考える理由を集めた調査で、原因を確かめた研究とは違います。
実験室での研究もあります。若い男性142名に性的な映像を見てもらい、陰茎の周径の変化を測った研究では、コンドーム使用時の勃起の問題を申告した人は、最初の1分の反応が小さい結果でした。著者らは、こうした人は興奮するまでに、より長い時間か、より強い刺激を要すると考察しています(Janssen E, et al., J Sex Med, 2014)[29]。米国南部の性感染症のクリニックを受診した15〜23歳の黒人男性494名の調査でも、十分に勃起する前に着けようとすることが、勃起の問題と関連していました(Graham CA, et al., Am J Mens Health, 2016)[30]。
コンドームそのものが勃起の反応を下げるかを調べた実験では、差は出ていません。コロンビアの若い男性82名を、コンドームを着ける群と着けない群に無作為に分け、性的な映像を見ているときの勃起を測った研究で、両群に有意な差はありませんでした(Saavedra-Roa A, Vallejo-Medina P, Int J Clin Health Psychol, 2024)[31]。実験室で、勃起する前に着けた場合の結果です。
コンドームを着けるときだけの問題とも限りません。上の479名の調査では、コンドーム使用時に勃起の問題がある人は、コンドームを使わないときにも勃起の困難を報告する割合が高く、性交中に問題がある人は勃起機能のスコア(IIEF-5)が低い結果でした[25]。
試せること
研究の著者らが挙げている対応は、コンドームの使い方の教育と、性的な興奮が高まるまで十分に時間をとることです[25][30]。実際に行って効果を確かめた結果はまだ無いものの、次のことは自分で試せます。
- いま使っているコンドームがきつい、緩い、ずれると感じるなら、太さ(直径)の違う製品を試す。測り方とメーカーごとの直径はコンドームのサイズの測り方にまとめています
- 十分に勃起してから着ける
- 一人のときに着ける練習をして、手順に慣れておく
自宅での練習を調べた研究としては、大学生のカップル29組に、大きさや形の違うコンドームから選んで30日間使ってもらったものがあります。6か月の間に、コンドームを使わない性交の回数の平均が26.4回から3.9回に減り、コンドームを使う自信も高まりました(Ricks J, et al., Int J STD AIDS, 2020)[32]。対照群のない小さな研究で、勃起の問題が減ったかどうかは抄録からは分かりません。
ED治療薬を使えば解決する、とも確かめられていません。705名の調査では、直近のコンドーム使用時にED治療薬(PDE5阻害薬)を使っていた人のほうが、使っていなかった人より、コンドーム使用中に勃起が失われたと報告するオッズが高い結果でした(調整オッズ比3.21、95%信頼区間1.40〜7.39)(Sanders SA, et al., J Sex Med, 2009)[33]。一時点の調査で、もともと勃起の問題がある人が薬を使っている可能性があり、薬が原因だとは言えません。薬を使っていても、コンドーム使用時の勃起の問題は残りうる、という結果です。
勃起が弱まるからといって、コンドームを外して続けることは勧められません。クリニックの調査では、勃起が失われた経験のある人は、性行為が終わる前にコンドームを外す割合が高くなっていました[24]。外せば、避妊と性感染症の予防ができなくなります。
受診の目安と、医療機関ですること
受診を考える目安
- 中折れが続いている、または繰り返している
- 糖尿病・高血圧・脂質異常症・心臓の病気がある、または健診で異常を指摘されている。要指導医薬品のシアリスの添付文書も、EDが心臓病・高血圧・糖尿病などに関連している場合があるとして、早めの相談を勧めています[21]
- 軽い運動(20分ほどの早歩き、階段を1階分かけ上がるなど)でひどく息苦しくなる、または胸が痛む。同じ添付文書が、ED治療薬を使う前に医師か薬剤師に相談することとして挙げています[21]。勃起の相談より先に、医師の診察を受けてください
- 薬を飲み始めた時期、変えた時期から起きている
- 気分の落ち込みや強い不安が続いている
- 性欲もはっきり落ちている。男性ホルモンの低下が疑われるときは、採血で調べます[1]
相談先は泌尿器科が基本です。持病で通院している人は、主治医に伝えるところから始められます。オンライン診療を行うクリニックの費用と流れは、EDのオンライン診療を行うクリニックの比較にまとめています。
医療機関ですること
性機能の専門でない医師が行う評価は、第3版では、問診(SHIMの点数を含む)、体の診察、検査の順に示されています[1]。
- 問診:いつから、どんな経過で起きているか。朝の勃起の硬さと続く時間。性欲や射精の状態。持病、手術の経験、飲んでいる薬のすべて、喫煙と飲酒、運動の習慣。不安や気分の落ち込み、パートナーとの関係
- 体の診察:身長と体重、血圧と脈、外陰部の状態など
- 検査:この1年のデータがなければ、尿検査や血糖値など。男性ホルモン(テストステロン)は、低下が疑われる場合に午前中の採血で測る。EDの人の全員に行う検査とはされていない
第3版が引いている研究では、EDの男性1,276名のうち、問診で原因が分かった人が57%、体の診察で分かった人が13.9%、検査で分かった人が6.2%で、合わせて77.1%は一般の診療の範囲で診断がついています。睡眠中の勃起の測定や、陰茎の血流を調べる検査は、性機能の専門医が行う検査とされています[1]。
治療
治療の流れとして第3版が示しているのは、治せる原因の治療、生活習慣の見直しとリスクファクターを減らすこと、本人とパートナーへの説明とカウンセリングを土台に、希望を聞いて治療法を選ぶ、というものです[1]。
治療薬(PDE5阻害薬)
エビデンス:強国内の添付文書に載る用量反応試験と、RCTのシステマティックレビュー・メタ解析。多くは12週以下の試験参照: Tsertsvadze A, et al., Ann Intern Med, 2009、ED診療ガイドライン 第3版
第3版は、PDE5阻害薬(シルデナフィル・タダラフィル・バルデナフィル)をED治療の第一選択としています[1]。2025年版のガイドラインでも第一選択とされていることを、厚生労働省のオンライン診療のQ&A(令和8年4月改訂)が紹介しています[34]。
国内の添付文書には、勃起の維持を尋ねた国内の試験の成績が載っています。
- シルデナフィル(バイアグラ):「性交中、挿入後何回勃起を維持することができましたか」への回答(0〜5点)の平均は、服用前が1.30で、服用後はプラセボで1.72、25mgで2.97、50mgで3.53でした[3]。
- バルデナフィル:同じ質問の点数が、プラセボで1.5から2.3、5mgで1.6から3.5、10mgで1.5から4.2になりました。糖尿病の人、脊髄損傷によるEDの人、前立腺の全摘手術を受けた人は、この試験の対象から外れています[5]。
- タダラフィル(シアリス):日記の質問「勃起は十分に持続し、性交に成功しましたか」に「はい」と答えた割合の増え方が、プラセボで12.29ポイント、5mgで34.31ポイント、10mgで47.26ポイント、20mgで50.80ポイントでした[4]。
PDE5阻害薬とプラセボを比べたRCTをまとめたシステマティックレビュー・メタ解析では、性交が成功した割合がPDE5阻害薬で69.0%、プラセボで35.0%でした。多くは12週以下の試験です(Tsertsvadze A, et al., Ann Intern Med, 2009)[35]。
使う前に知っておくことは、次の3点です。
- 添付文書には、3剤とも「本剤は催淫剤又は性欲増進剤ではない」とあります[3][4][5]。飲むだけで勃起が起こることはなく、性的な刺激があったときに働きます[21]
- 狭心症などの薬(硝酸薬・NO供与薬)を使っている人は、使えません[3][4][5]
- 医療用の薬は、医師の診察を受けて処方されます。タダラフィル10mgには、薬局で扱われる要指導医薬品もあります[21]
薬ごとの違い、用量、禁忌と飲み合わせ、効果が十分でないときの対応は、ED治療薬3種の違いと選び方で扱っています。薬を使えるかどうか、どの薬にするかは、持病と飲んでいる薬を確かめたうえで医師・薬剤師が判断します。効果には個人差があります。
心理的な要因への対応
エビデンス:中小規模な試験のメタ解析とコクランレビュー。著者は質の高いRCTがさらに要るとしている参照: Schmidt HM, et al., J Sex Med, 2014、Melnik T, et al., Cochrane Database Syst Rev, 2007
心因性EDに対しては、PDE5阻害薬だけを使うよりも、薬と心理療法を併用することが、第3版で強く推奨されています[1]。根拠になったのは8研究(562名)のメタ解析で、心理的な介入とPDE5阻害薬の併用は、どちらか一方だけの場合よりも、EDの症状に有効でした。個々の研究の結果は決め手に欠け、より質の高い試験が要ると著者らは書いています(Schmidt HM, et al., J Sex Med, 2014)[36]。
コクランレビュー(RCT 9件と準RCT 2件、398名)では、集団での心理療法を受けた人は、治療を待っていた人に比べて、治療のあともEDが続く割合が低くなっていました(相対リスク0.40、95%信頼区間0.17〜0.98)。集団療法とシルデナフィルを併用した人は、シルデナフィルだけの人よりEDが続く割合が低く(相対リスク0.46、95%信頼区間0.24〜0.88)、治療を途中でやめる人も少ない結果でした(Melnik T, et al., Cochrane Database Syst Rev, 2007)[37]。2007年までの小さな試験をまとめたもので、多くは集団療法の結果です。
はっきりした体の原因が見あたらず最初の性交の機会からEDである場合や、うつ症状がある場合などは、精神科か心療内科に紹介すべきだと、第3版は書いています[1]。まず泌尿器科などで相談し、必要に応じて紹介を受ける流れになります。
使わないほうがよいもの
通販・個人輸入の薬
国内でED治療薬を扱っていた4社が2016年に公表した調査では、ネットで買ったED治療薬の40.0%(70検体のうち28検体)が偽造品と判定されています[38]。個人輸入した薬で健康被害が起きても、国の医薬品副作用被害救済制度は使えません[39]。海外製の薬を通販や個人輸入代行で買うことは避けてください。
サプリメント・精力剤
サプリメントは食品で、EDの治療を目的に承認された医薬品とは別のものです。この記事では、サプリメントの効果については書いていません。厚生労働省は、健康食品として売られている製品に医薬品の成分が含まれていて、健康被害を引き起こすことがあると注意を呼びかけています[39]。
自分の判断でしないほうがよいこと
- 処方されている薬を、自分の判断でやめる
- 勃起が弱まるからといって、コンドームを外して続ける
- ED治療薬を決められた量より多く飲む、24時間以内にもう1回飲む。3剤の用法は1日1回で、間隔は24時間以上です[3][4][5]
あわせて読みたい
よくある質問(FAQ)
Q1. 中折れはEDにあたりますか?
勃起を維持できない状態が続く、または繰り返す場合は、EDの定義にあたります[1]。深酒をした日に一度起きただけなら、定義にはあたりません。繰り返すときは、原因を確かめるために受診を考えてください。
Q2. 朝勃ちがあれば、心理的な原因だと考えてよいですか?
自分では決められません。医師は問診で早朝の勃起の硬さと続く時間を確かめますが、ほかの情報と合わせて判断しています[1]。自分で気づく朝の勃起は、目覚め方や前夜の飲酒でも変わります。持病や健診の異常がある人は、朝の勃起の有無にかかわらず相談してください。
Q3. 20〜30代でも受診してよいですか?
受診してかまいません。イタリアの1施設の報告では、EDで初めて受診した439名のうち26%が40歳以下でした[12]。若い年代でも、続く・繰り返す場合は、体の要因と飲んでいる薬を確かめる意味があります。
Q4. 早漏と中折れの両方があります。どちらを相談すればよいですか?
両方を伝えてください。上の報告では、40歳以下のEDの人は、40歳を超える人より早漏を伴う割合が高い結果でした[12]。早漏の対処は早漏の原因と改善法の記事で扱っています。
まとめ
中折れは、続く・繰り返す場合にはEDの定義に含まれます。原因は体・心理・薬・場面に分けて整理できますが、多くは重なっていて、自分で1つには決められません。生活習慣の見直しには試験の裏づけがあり、報告されている差は25点満点のスコアで2〜3点です。コンドームを着けるときに起きる場合は、太さと着け方を見直す余地がありますが、原因を確かめた研究はまだありません。持病や飲んでいる薬がある人、胸の症状がある人、続いている人は、医師に相談してください。
参考文献
- 日本性機能学会・日本泌尿器科学会 編「ED診療ガイドライン 第3版」リッチヒルメディカル, 2018年. 日本泌尿器科学会のサイトに掲載のPDF(2026年10月4日確認)
- 日本性機能学会「ED診療ガイドライン」のページ(2025年版男性性機能障害診療ガイドライン:2025年9月19日発行、メディカルレビュー社。本体は未読). 日本性機能学会のページ(2026年10月4日確認)
- バイアグラ錠25mg・50mg/バイアグラODフィルム25mg・50mg 添付文書(ヴィアトリス製薬、2024年7月改訂 第8版). KEGG MEDICUS(JAPIC)(2026年10月4日確認)
- シアリス錠5mg・10mg・20mg 添付文書(日本新薬、2024年11月改訂 第4版). KEGG MEDICUS(JAPIC)(2026年10月4日確認)
- バルデナフィル錠10mg・20mg「サワイ」 添付文書(沢井製薬、2026年3月改訂 第3版). KEGG MEDICUS(JAPIC)(2026年10月4日確認)
- Rosen RC, Cappelleri JC, Smith MD, Lipsky J, Peña BM. Development and evaluation of an abridged, 5-item version of the International Index of Erectile Function (IIEF-5) as a diagnostic tool for erectile dysfunction. Int J Impot Res. 1999;11(6):319-326(1,152名での問診票の評価). PubMed: 10637462
- Thompson IM, Tangen CM, Goodman PJ, Probstfield JL, Moinpour CM, Coltman CA. Erectile dysfunction and subsequent cardiovascular disease. JAMA. 2005;294(23):2996-3002(55歳以上の男性9,457名の追跡). PubMed: 16414947
- Dong JY, Zhang YH, Qin LQ. Erectile dysfunction and risk of cardiovascular disease: meta-analysis of prospective cohort studies. J Am Coll Cardiol. 2011;58(13):1378-1385(前向きコホート研究12件のメタ解析). PubMed: 21920268
- Rosen RC. Psychogenic erectile dysfunction. Classification and management. Urol Clin North Am. 2001;28(2):269-278(レビュー). PubMed: 11402580
- Liu Q, Zhang Y, Wang J, et al. Erectile Dysfunction and Depression: A Systematic Review and Meta-Analysis. J Sex Med. 2018;15(8):1073-1082(49編のメタ解析). PubMed: 29960891
- Velurajah R, Brunckhorst O, Waqar M, McMullen I, Ahmed K. Erectile dysfunction in patients with anxiety disorders: a systematic review. Int J Impot Res. 2022;34(2):177-186(12研究のシステマティックレビュー). PubMed: 33603242
- Capogrosso P, Colicchia M, Ventimiglia E, et al. One patient out of four with newly diagnosed erectile dysfunction is a young man--worrisome picture from the everyday clinical practice. J Sex Med. 2013;10(7):1833-1841(初診の439名の調査). PubMed: 23651423
- プロペシア錠0.2mg・1mg 添付文書(オルガノン、2023年8月改訂 第4版). KEGG MEDICUS(JAPIC)(2026年10月4日確認)
- Farkas GM, Rosen RC. Effect of alcohol on elicited male sexual response. J Stud Alcohol. 1976;37(3):265-272(16名の実験). PubMed: 4660
- Crowe LC, George WH. Alcohol and human sexuality: review and integration. Psychol Bull. 1989;105(3):374-386(レビュー). PubMed: 2660179
- Morlet A, Watters GR, Dunn J, et al. Effects of acute alcohol on penile tumescence in normal young men and dogs. Urology. 1990;35(5):399-404(11名の実験). PubMed: 2336768
- Li S, Song JM, Zhang K, Zhang CL. A Meta-Analysis of Erectile Dysfunction and Alcohol Consumption. Urol Int. 2021;105(11-12):969-985(46研究のメタ解析). PubMed: 34521090
- Gupta BP, Murad MH, Clifton MM, Prokop L, Nehra A, Kopecky SL. The effect of lifestyle modification and cardiovascular risk factor reduction on erectile dysfunction: a systematic review and meta-analysis. Arch Intern Med. 2011;171(20):1797-1803(RCT 6件のメタ解析). PubMed: 21911624
- Cao S, Yin X, Wang Y, Zhou H, Song F, Lu Z. Smoking and risk of erectile dysfunction: systematic review of observational studies with meta-analysis. PLoS One. 2013;8(4):e60443(観察研究8件のメタ解析). PubMed: 23573257
- Chan SS, Leung DY, Abdullah AS, et al. Smoking-cessation and adherence intervention among Chinese patients with erectile dysfunction. Am J Prev Med. 2010;39(3):251-258(719名のRCT). PubMed: 20709257
- シアリス(要指導医薬品、タダラフィル10mg)添付文書(エスエス製薬。掲載ページに改訂年月の表示なし). KEGG MEDICUS(JAPIC)(2026年10月4日確認)
- Dorey G, Speakman MJ, Feneley RC, Swinkels A, Dunn CD. Pelvic floor exercises for erectile dysfunction. BJU Int. 2005;96(4):595-597(EDの男性55名のRCT). PubMed: 16104916
- Myers C, Smith M. Pelvic floor muscle training improves erectile dysfunction and premature ejaculation: a systematic review. Physiotherapy. 2019;105(2):235-243(10試験のシステマティックレビュー). PubMed: 30979506
- Graham CA, Crosby R, Yarber WL, et al. Erection loss in association with condom use among young men attending a public STI clinic: potential correlates and implications for risk behaviour. Sex Health. 2006;3(4):255-260(278名の横断調査). PubMed: 17112437
- Sanders SA, Hill BJ, Janssen E, et al. General Erectile Functioning among Young, Heterosexual Men Who Do and Do Not Report Condom-Associated Erection Problems (CAEP). J Sex Med. 2015;12(9):1897-1904(479名の横断調査). PubMed: 26279414
- Crosby RA, Yarber WL, Graham CA, Sanders SA. Does it fit okay? Problems with condom use as a function of self-reported poor fit. Sex Transm Infect. 2010;86(1):36-38(436名の横断調査). PubMed: 20157178
- Sanders SA, Hill BJ, Crosby RA, Janssen E. Correlates of condom-associated erection problems in young, heterosexual men: condom fit, self-efficacy, perceptions, and motivations. AIDS Behav. 2014;18(1):128-134(479名の横断調査). PubMed: 23404098
- Hill BJ, Sanders SA, Crosby RA, Ingelhart KN, Janssen E. Condom-associated erection problems: behavioural responses and attributions in young, heterosexual men. Sex Health. 2015;12(5):397-404(295名の横断調査). PubMed: 26166025
- Janssen E, Sanders SA, Hill BJ, et al. Patterns of sexual arousal in young, heterosexual men who experience condom-associated erection problems (CAEP). J Sex Med. 2014;11(9):2285-2291(142名の実験). PubMed: 24787349
- Graham CA, Crosby R, Sanders S, Milhausen R, Yarber WL. Condom-Associated Erection Problems: A Study of High-Risk Young Black Males Residing in the Southern United States. Am J Mens Health. 2016;10(2):141-145(494名の横断調査). PubMed: 25475105
- Saavedra-Roa A, Vallejo-Medina P. A non-latex condom has no influence on male physiological sexual arousal. Int J Clin Health Psychol. 2024;24(1):100442(82名を無作為に分けた実験). PubMed: 38348144
- Ricks J, Crosby RA, Graham CA, Sanders SA, Milhausen RR, Yarber WL. A home-practice intervention for increasing condom use among university undergraduates. Int J STD AIDS. 2020;31(12):1149-1153(カップル29組、対照群なし). PubMed: 32883172
- Sanders SA, Milhausen RR, Crosby RA, Graham CA, Yarber WL. Do phosphodiesterase type 5 inhibitors protect against condom-associated erection loss and condom slippage? J Sex Med. 2009;6(5):1451-1456(705名の横断調査). PubMed: 19453932
- 厚生労働省「『オンライン診療の適切な実施に関する指針』に関するQ&A」(令和8年4月改訂)Q18. 厚生労働省のPDF(2026年10月4日確認)
- Tsertsvadze A, Fink HA, Yazdi F, et al. Oral phosphodiesterase-5 inhibitors and hormonal treatments for erectile dysfunction: a systematic review and meta-analysis. Ann Intern Med. 2009;151(9):650-661(システマティックレビュー・メタ解析). PubMed: 19884626
- Schmidt HM, Munder T, Gerger H, Frühauf S, Barth J. Combination of psychological intervention and phosphodiesterase-5 inhibitors for erectile dysfunction: a narrative review and meta-analysis. J Sex Med. 2014;11(6):1376-1391(8研究のメタ解析). PubMed: 24641632
- Melnik T, Soares BG, Nasselo AG. Psychosocial interventions for erectile dysfunction. Cochrane Database Syst Rev. 2007;(3):CD004825(コクランレビュー、11試験). PubMed: 17636774
- ファイザー・バイエル薬品・日本新薬・日本イーライリリー「偽造ED治療薬4社合同調査結果 インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品」2016年11月24日. 日本新薬のサイトに掲載のPDF(2026年10月4日確認)
- 厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」. 厚生労働省のページ(2026年10月4日確認)
免責事項:本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたもので、診断・治療を行うものではありません。症状が続く場合や、持病・服薬がある場合は、医師に相談してください。ED治療薬を使うかどうかは、医師・薬剤師が判断します。研究の結果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるものではありません。
広告について:このページには、PR表記のある広告(医療機関の案内)が表示されます。本文の内容は、診療ガイドライン・添付文書・公的資料・論文に基づいて編集部が作成しています。
