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性の悩み

【2026年】男性向けローション・潤滑剤の比較|水性・シリコン・油性のコンドーム適合性と用途別7製品

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公開 2026-05-26約10分で読めます編集責任者: 寺本

本記事はアフィリエイト広告を含みます。掲載順位やレビュー内容は報酬の有無に影響されません。詳細

要点この記事のポイント

性行為や自慰に使うローション・潤滑剤を水性・シリコン・油性に分け、ラテックス製コンドームとの相性、論文で測られた浸透圧とpH、グリセリンの有無でK-Yやペペなど7製品を比較。コンドームと使う・刺激を抑えたい・長く使うなど用途別の選び方と注意点をまとめます。

【2026年】男性向けローション・潤滑剤の比較|水性・シリコン・油性のコンドーム適合性と用途別7製品 のメインビジュアル

ローション・潤滑剤は、ベース(水性・シリコン・油性)によって、コンドームとの相性、粘膜への刺激、玩具との相性、洗い流しやすさが変わります。この記事では7製品を、ラテックス製コンドームと一緒に使えるか、論文で測られた浸透圧(osmolality)とpH、グリセリンの有無で比べ、用途別の選び方をまとめます。

結論:コンドームと使うなら水性かシリコン系

  • ラテックス製コンドームと使うなら、水性かシリコン系 :ベビーオイルやワセリンなどの油性はラテックスを傷めます。根拠は 油性潤滑剤とラテックス に書いています[1][6]
  • 浸透圧が高い水性ジェルで組織片の傷みが見られた実験がある :等張に近い水性とシリコン系では見られなかった(Dezzutti ら、2012年。試験管と組織片での実験で、人で刺激を抑えることは確認されていない)。使って刺激や痛みが出たら中止し、続くなら受診する[2]
  • 長く使うならシリコン系 :水を含まず、メーカーは長持ちすることを特徴にしている。シリコン製の玩具に使えるかは、玩具と潤滑剤の説明書で確かめる[3][5]
  • 油性はラテックス製コンドームとは併用しない。粘膜に使う製品は、その用途の表示がある潤滑剤を選ぶ [1]

目的別の早見

後半の「用途別の選び方」を1行ずつにまとめました。理由と注意点は各節に書いています。

比べた7製品すべての特徴は 比較表 にあります。価格と出品者は変わるため、商品ページで確かめてください。

こんな悩みはベースの選び方で防げることがある

性行為や自慰の場面で、こんな経験はありませんか。

  • 市販の潤滑剤を使ったら粘膜がヒリヒリした
  • ラテックスコンドームが途中で破れた・ずれた
  • シリコン製の玩具に使ってよいか分からない
  • 長く使っているうちに途中で乾いてしまう
  • 更年期に入ったパートナーが乾燥でつらそう
  • ベビーオイルやワセリンを代用してよいのか分からない

どれも、ベースの選び方で防げるものがあります。

男性の潤滑剤の利用は珍しくない

米国で2012年に行われた全国調査(18歳以上の成人から確率抽出し、オンラインで回答)の男性の回答をまとめた研究(Reece ら、2014年)では、70%が市販の潤滑剤を使ったことがあり、約4人に1人は直近30日以内に使っていました。使う場面は性交が最も多く、一人での自慰やパートナーとの性的な触れ合いでも多く使われていました[4]。

一方で、ベースの違いを知らずにベビーオイルやワセリン、ハンドクリームで代用すると、ラテックス製コンドームが傷むおそれがあります[1][6]。まず3つのベースの違いを整理します。

水性・シリコン・油性の違い

潤滑剤はベースで大きく3種類に分かれ、それぞれ注意点が違います。

水性潤滑剤

水を主な成分とし、グリセリン、プロピレングリコール(PG)、ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンガムなどで粘りや保湿を調整したタイプです[5]。

  • 長所 :ラテックス製コンドームと一緒に使える。シミになりにくい[1][5]。潤滑剤のメーカーは、水性は玩具に使えるとしている[3][9]
  • 短所 :グリセリンやPGが多いと浸透圧が高くなる[5]
  • 浸透圧の目安 :WHOは、潤滑剤の浸透圧を、理想は380mOsm/kg以下、市販品の多くがこれを大きく上回るため実際には1,200mOsm/kg以下が許容されるとしています(Edwards & Panay、2016年が引用)[5]

ポリウレタン製など、ラテックス以外の素材のコンドームでは、使える潤滑剤をメーカーが指定していることがあります。コンドームの注意書きに従ってください[7]。

シリコン潤滑剤

ジメチコンやシクロペンタシロキサンなどのシリコーンを主な成分とするタイプです[3]。水を含まないため、浸透圧やpHの値がありません(Edwards & Panay、2016年)[5]。

  • 長所 :メーカーは長持ちすることを特徴にしている。ラテックス製コンドームと一緒に使える製品がある(pjur ORIGINAL はメーカーが併用可と表示)[3]
  • 短所 :皮膚の表面に残るため、落とすときはせっけんを使う(pjur のメーカーの説明)[3]。シリコン製の玩具に使えるかは、玩具と潤滑剤の説明書で確かめる
  • 研究:Dezzutti らの実験(2012年)では、シリコン系の2製品は、培養細胞にも、子宮頸部・大腸の組織片にも毒性を示しませんでした[2]。一方で、女性を対象にした日誌形式の研究では、水性のほうがシリコン系より性器の症状が少なかったと、Edwards & Panay(2016年)が紹介しています[5]

油性潤滑剤とラテックス

ベビーオイル、ワセリン、ココナッツオイル、マッサージオイル、ハンドクリームなどです。

  • ミネラルオイル(ベビーオイルの主成分)に60秒触れただけで、ラテックス製コンドームの破裂容量が約90%低下したという実験があります(Voeller ら、1989年)。同じ実験で、グリセリンに5分触れさせた場合は、破裂容量・破裂圧に有意な影響はありませんでした[6]
  • 米国疾病予防管理センター(CDC)の診療ガイドラインは、ラテックス製コンドームには水性かシリコン系だけを使い、ワセリン・ミネラルオイル・マッサージオイル・ボディローション・食用油などの油性は使わないよう書いています[1]
  • CDC はポリウレタン製には油性も使えることが多いとしていますが、ポリウレタン製でも、油性のものと触れると劣化・破損するおそれがあると注意している製品があります(サガミ オリジナルなど)。コンドームの注意書きに従ってください[1][7]

油性はラテックス製コンドームとは併用せず、粘膜に使うならその用途の表示がある潤滑剤を選んでください。コンドームの素材ごとの違いは コンドームの選び方(厚み・素材・サイズ) にまとめています。

浸透圧とpH

浸透圧とpHは、潤滑剤の刺激の出やすさに関わります。

  • 米国で市販されていた潤滑剤を調べた実験(Dezzutti ら、2012年)では、水性10製品のうち6製品が高浸透圧でした。高浸透圧の製品では、子宮頸部や大腸の組織片で細胞の生存率が下がり、表面の上皮がはがれる変化が見られました。等張に近い水性2製品(Good Clean Love・PRÉ)とシリコン系2製品では、こうした変化はありませんでした[2]
  • 同じ実験で、K-Y Jelly(米国で売られていた製品)は、膣の常在菌である乳酸菌(ラクトバチルス)に毒性を示しました。著者は、成分のクロルヘキシジン(殺菌剤)によるとみています。いずれも試験管や組織片での実験で、人での刺激や感染のしやすさを直接測ったものではありません[2]
  • 健康な成人の膣の正常なpHは3.8〜4.5、直腸は7.0前後です。Edwards & Panay(2016年)は、使う場所のpHに合った潤滑剤を選ぶよう勧めています[5]
  • グリセリンやその代謝物は、カンジダ(Candida albicans)の栄養源になりうるという報告があります(Edwards & Panay、2016年が引用)[5]。人で、製品を替えてカンジダを防げるかは確かめられていません。症状をくり返す場合は婦人科で相談してください

7製品の比較表

論文で測られた浸透圧・pHと、メーカーの公式サイトの表示(2026年10月10日確認)で比べました。論文で測られたのは海外で売られていた製品で、日本で売られている同じ名前の製品とは成分が違う場合があります[2][5]。

製品(順不同) タイプ 浸透圧(mOsm/kg)・pH グリセリン ラテックス製コンドーム シリコン製の玩具
K-Y ルブリケーティングゼリー(日本で販売されている製品) 確認できず(米国品 K-Y Jelly は水性) 米国品の測定で約2,000〜2,500・pH 4.5前後(日本品の測定値なし) 米国品はあり(日本品は未確認) 確認できず(米国品は使える) 確認できず(米国品は使える)
ペペローション 確認できず(成分の公表なし) 公表値なし 確認できず 確認できず 確認できず
Astroglide 水性 米国品の測定で6,113・pH 4.0(2012年の論文。現行品とは成分表示が一部違う) あり 天然ゴムラテックス製のみ可(メーカー表示) 使える(水性)
Sutil Luxe 確認できず 確認できず 確認できず 確認できず 確認できず
Good Clean Love Almost Naked 水性 メーカー表示250〜400・pH 4.0〜4.4(同じ成分表示の製品の測定で240・pH 4.73。2012年の米国品は269・pH 4.8) なし(メーカー表示) 使える(水性) 使える(水性)
pjur ORIGINAL シリコン系 値なし(水を含まない) なし 使える(メーカー表示) 説明書で確認
ココナッツオイル 油性 値なし なし 使わない —

浸透圧・pHの出典:K-Y Jelly は Dezzutti ら(2012年、米国品で2,510・pH 4.5)と Edwards & Panay(2016年の測定で2,007・pH 4.49)、Astroglide は Dezzutti ら(2012年)、Good Clean Love はメーカー公式サイト(Almost Naked)と Edwards & Panay(2016年)・Dezzutti ら(2012年)[2][5][8]。「使える(水性)」は、CDC の診療ガイドラインが水性をラテックス製コンドームと使えるとしていること[1]、潤滑剤のメーカーが水性を玩具に使えるとしていること[3][9]によります。Astroglide の現行品(米国のメーカー公式サイト)の成分表示は精製水・グリセリン・PG・ポリクオタニウム7で、2012年の論文の成分表示とは一部違います[2][9]。日本で売られている K-Y の成分と販売元は、本記事ではメーカーのページで確かめられていません。

Sutil Luxe は、2026年10月10日にメーカー公式サイトと国内の正規販売元を製品名で探しても仕様を確かめられず、日本の Amazon にも商品ページが見つからなかったため(2026年10月3日の確認)、リンクを付けず、比較表も「確認できず」としています。ココナッツオイルは食品なので、性器への使い方は下の「油性の扱い」を読んでください。

水性の製品ごとの違い

  • K-Y ルブリケーティングゼリー :CDC の診療ガイドラインは、ラテックス製コンドームと使える潤滑剤の例に米国の K-Y Jelly を挙げています[1]。米国品の測定値は、WHOの実際の目安(1,200mOsm/kg)を上回っていました[2][5]。日本で売られている製品の成分とラテックス製コンドームとの相性は、本記事ではメーカーのページで確かめられておらず、米国品の情報で埋めていません
  • ペペローション :メーカー公式サイトは無味・無臭・無着色とし、シリーズは化粧品に分類されると説明しています。同じシリーズの一部の製品を「水溶性ローション」と説明していますが、ペペローション(オリジナル)の成分と、浸透圧・pHの公表値は見つかりませんでした[10]
  • Astroglide :米国のブランドです。米国品は Dezzutti らの実験で浸透圧6,113mOsm/kgと、調べた水性製品の中で最も高い値でした[2]。現行品の成分表示は精製水・グリセリン・PG・ポリクオタニウム7で、メーカーは天然ゴムラテックス製のコンドームにだけ使えるとしています(米国のメーカー公式サイト)[9]。CDC の診療ガイドラインも、ラテックス製コンドームと使える潤滑剤の例に挙げています[1]
  • Good Clean Love Almost Naked :グリセリンとパラベンを使わず、浸透圧250〜400mOsm/kg・pH 4.0〜4.4とメーカーが表示しています[8]。同じ成分表示の製品は Edwards & Panay(2016年)の測定で240mOsm/kg・pH 4.73でした。成分表示が一部違う2012年の米国品は、Dezzutti らの測定で269mOsm/kg・pH 4.8でした[2][5]
  • Sutil Luxe :メーカー公式サイト・国内の正規販売元・日本の Amazon を製品名で探しましたが、ベース・成分・浸透圧をこの記事では確認できていません(2026年10月10日)

シリコン系の「pjur ORIGINAL」が向く場面

pjur ORIGINAL の成分はシクロペンタシロキサン・ジメチコン・ジメチコノールで、防腐剤と香料を使っていません。メーカーは、ラテックス製コンドームと使えること、長持ちすること、腟の乾燥をやわらげる目的で使えることを挙げています(メーカー公式サイト、2026年10月10日確認)[3]。

  • 長い時間使うとき
  • パートナーの乾燥が強いとき
  • 水性でしみてしまうとき

シリコン製の玩具に使えるかは、玩具と潤滑剤の説明書で確かめてください。潤滑剤のメーカーは、水性は玩具に使えるとしています[3][9]。

ココナッツオイルなど油性の扱い

油性はラテックス製コンドームと一緒に使わないのが原則です[1]。出典が示しているのはここまでで、油性を性器や粘膜に使った場合の安全性を調べた資料は本記事では確かめていません。

膣や直腸の中に使うなら、その用途の表示がある潤滑剤を選んでください。包皮の炎症(亀頭包皮炎)など、性器の皮膚のトラブルが続くときは泌尿器科か皮膚科で相談してください。

用途別の選び方

タイプ1:コンドームと一緒に使う

油性は避け、水性かシリコン系を選びます[1]。浸透圧が低めと表示された水性(Good Clean Love Almost Naked)や、ラテックス製コンドームと使えるとメーカーが表示しているシリコン系(pjur ORIGINAL)もあります[3][8]。K-Y ルブリケーティングゼリーも水性で、CDC が例に挙げています[1]。ラテックス以外のコンドームは、コンドーム側の注意書きで使える潤滑剤を確かめてください[7]。性感染症が心配なときは 男性の性病検査の種類・費用・受け方 にまとめています。

タイプ2:成分の表示で選ぶ

グリセリン・パラベン・香料を使っていない水性か、シリコン系を選びます。Good Clean Love Almost Naked(メーカー表示で浸透圧250〜400mOsm/kg・pH 4.0〜4.4、グリセリン・パラベン不使用)か、pjur ORIGINAL(防腐剤・香料不使用)が候補です[3][8]。かゆみ・痛み・おりものの変化などをくり返す場合は、潤滑剤を替える前に婦人科や泌尿器科で相談してください。Good Clean Love は、刺激が出たら使うのをやめて医師に相談するよう書いています[8]。

タイプ3:長い時間使う

水性で足りなくなったら足しながら使います。乾きにくさを重視するなら、メーカーが長持ちを特徴にしているシリコン系の pjur ORIGINAL です[3]。シリコン製の玩具と一緒に使う場面では、水性を足しながら使ってください。

タイプ4:閉経後の乾燥や性交痛があるとき

閉経後の乾燥や性交時の痛みは、婦人科で相談できる症状です。潤滑剤はその治療の代わりにはなりません。Edwards & Panay(2016年)は、潤滑剤を使う場合の目安として、膣のpHに合った弱酸性で、浸透圧がWHOの示す値(380mOsm/kg)を下回るものを挙げています[5]。製品の浸透圧とpHは、メーカーの表示で確かめてください。

タイプ5:一人で使う(コンドームなし)

たっぷり使うならペペローション、小さめのボトルの水性なら Astroglide や K-Y ルブリケーティングゼリー、乾きにくさを重視するなら pjur ORIGINAL が選べます。皮膚の保湿を兼ねる使い方に限れば、ココナッツオイルなどの油性も使えます(コンドームとは一緒に使わない)[1]。

使う前の注意

どのタイプを選ぶ場合も、次の点に気をつけてください。

  • 使用期限と保管方法は製品の表示に従う
  • 性感染症を防ぐには、潤滑剤の有無にかかわらずコンドームを使い、心配があれば検査を受ける[1]
  • 痛み・出血・かゆみなどの刺激が出たら使うのをやめ、泌尿器科・婦人科・皮膚科を受診する[8]

FAQ:潤滑剤に関するよくある質問

Q1. 粘膜にしみる原因は何ですか?

浸透圧が高い(グリセリンやプロピレングリコールが多いと高くなる)、防腐剤などの成分に反応している、などが考えられます[5]。浸透圧の高い水性ジェルで組織片の傷みが見られた実験もあります(Dezzutti ら、2012年)[2]。浸透圧が低めと表示された水性か、シリコン系に替えてみてください。それでも続く、または痛みや出血を伴う場合は、感染症やアレルギーの可能性もあるので受診してください。

Q2. シリコン潤滑剤とシリコン製の玩具は一緒に使えますか?

玩具と潤滑剤の両方の説明書で確かめてください。潤滑剤のメーカー(pjur・Astroglide)は、水性は玩具に使えるとしています[3][9]。迷ったときは水性を使い、玩具の説明書に「水性のみ」とあればそれに従ってください。

Q3. 使用期限と保管方法を教えてください

使用期限と保管方法は製品ごとに違うので、パッケージの表示に従ってください。色やにおいが変わったものは使わないでください。

Q4. 唾液で代用してよいですか?

厚生労働省は、のどに性感染症の病原体が感染していても症状が出ないことが普通で、気づかないまま口から相手の性器にうつすことがあるとしています。単純ヘルペスウイルスは、口唇ヘルペスにかかったことのある人から、症状がなくても口から性器に感染することがあります[11]。専用の潤滑剤とコンドームを組み合わせてください。

まとめ

コンドームと使うなら水性かシリコン系を選び、油性はラテックス製コンドームと一緒に使わないでください[1][6]。浸透圧が高い水性ジェルでは組織片の傷みが見られた実験があり(人での効果は確認されていません)[2][5]、長く使うならシリコン系が候補です[3]。シリコン系をシリコン製の玩具に使うときは、説明書で確かめてください。選ぶときは、上の 目的別の早見 と 比較表 を使ってください。

改訂履歴

2026年10月10日:本文の数字と記述を参考文献の番号で結び、参考文献に研究の種類・人数・限界を添えました。PubMed の抄録、PubMed Central の全文、CDC の診療ガイドライン、メーカーの公式サイトと照らし合わせ、次の点を直しました。Amazon の商品ページにだけ頼っていた記述(日本の K-Y の販売元・成分・滅菌済み・ポリイソプレン製コンドームとの併用可、pjur ORIGINAL の「シリコーントイには使用しないでください」、Good Clean Love のコンドーム併用の表示、出品者と価格の比較、ペペローションの容量)は、メーカーのページで確かめられなかったため外すか、CDC とメーカー公式サイトの記述に置き換えました。シリコン系は「シリコン製の玩具には使わない」から「説明書で確かめる」に改めました。Astroglide は、現行品のメーカー表示(天然ゴムラテックス製のコンドームにだけ使える)を加えました。ペペローションは、メーカーのページでオリジナルの成分を確かめられなかったため、比較表の「水性」「ラテックス製コンドームに使える」を「確認できず」に改めました。Edwards & Panay(2016年)の K-Y の測定値を「英国品」としていましたが、論文は世界で手に入る製品としか書いていないため「英国品」を外しました。出典の無かった「水性は水分が飛ぶと乾いてくる」「水で洗い流しやすい」「シリコン系はシーツや衣類に残りやすい」「浴室で使うならシリコン系」「腕の内側で翌日まで試す」「ボトルの口を体に直接当てない」「夏の車内」「唾液は乾きやすく長く使うのに向かない」「食用油の安全性を調べた研究は限られる」を削除しました。

2026年10月3日:「成人男性の約65%に使用経験がある」は女性を対象にした調査の数字だったため、男性の結果(Reece 2014、70%)に直しました。参考文献に無かった出典の表記を削除し、ミネラルオイルの実験の出典を Voeller 1989 に直しました。

参考文献

  1. Centers for Disease Control and Prevention. Sexually Transmitted Infections Treatment Guidelines, 2021: Clinical Prevention Guidance(External Condoms の項). (米国の公的機関の診療ガイドライン。2021年版で、ページの最終確認は2024年6月3日。例に挙がっている K-Y Jelly・Astroglide は米国の製品) CDCのページ(2026年10月10日確認)
  2. Dezzutti CS, Brown ER, Moncla B, et al. Is wetter better? An evaluation of over-the-counter personal lubricants for safety and anti-HIV-1 activity. PLoS One. 2012;7(11):e48328. (実験室での研究。米国の通信販売で買った水性10・油性2・シリコン系2製品を、培養細胞・乳酸菌・子宮頸部と大腸の組織片で調べた。人での刺激や感染を測ったものではない。全文〔PubMed Central〕で確認) PubMed: 23144863
  3. pjur group「pjur ORIGINAL」製品ページ(成分、ラテックス製コンドームとの併用、防腐剤・香料の不使用、使い方、水性と玩具についての説明). (メーカーの製品情報。欧州の公式サイトの英語版で、日本で売られている製品と同じかは確かめていない) pjur 公式サイト(2026年10月10日確認)
  4. Reece M, Herbenick D, Schick V, Sanders SA, Fortenberry JD. Men's use and perceptions of commercial lubricants: prevalence and characteristics in a nationally representative sample of American adults. J Sex Med. 2014;11(5):1125-1135. (横断調査。2012年の米国の全国調査〔確率抽出、オンライン回答〕の18歳以上の男性。抄録の「70%, N = 1,014」が男性の回答者全体の数か使ったことのある人の数かは、抄録からは読み取れない。抄録のみ確認) PubMed: 24612606
  5. Edwards D, Panay N. Treating vulvovaginal atrophy/genitourinary syndrome of menopause: how important is vaginal lubricant and moisturizer composition? Climacteric. 2016;19(2):151-161. (総説と、2015年に買った市販品の浸透圧・pHの測定。閉経後の女性の腟の乾燥が主題。執筆の補助は潤滑剤メーカー〔The Yes Yes Company〕の資金による。WHO の目安値はこの論文の引用で確認し、WHO の原文は取得できていない。全文〔PubMed Central〕で確認) PubMed: 26707589
  6. Voeller B, Coulson AH, Bernstein GS, Nakamura RM. Mineral oil lubricants cause rapid deterioration of latex condoms. Contraception. 1989;39(1):95-102. (実験室での試験。市販のラテックス製コンドーム2ロットを ISO の空気破裂試験で測定。人が使ったときの破損率を測ったものではない。抄録のみ確認) PubMed: 2535978
  7. 相模ゴム工業「サガミオリジナル0.02」製品ページ(使用上の注意⑥⑦:油性物質による劣化・破損、追加の潤滑剤は自社製品を使う). (メーカーの製品情報。この製品についての注意で、ポリウレタン製のすべてに当てはまるかは分からない) 相模ゴム工業のページ(2026年10月10日確認)
  8. Good Clean Love「Almost Naked Organic Personal Lubricant」製品ページ(pH・浸透圧の表示、グリセリン・パラベン不使用、成分、使い方と刺激が出たときの注意). (メーカーの製品情報。米国の公式サイトで、表示値はメーカーによる。コンドームとの併用についての記載は見つからなかった) Good Clean Love 公式サイト(2026年10月10日確認)
  9. Astroglide「Astroglide Liquid」製品ページ・水性潤滑剤の一覧ページ(成分、コンドームとの相性、水性は玩具に使えるという説明). (メーカーの製品情報。米国の公式サイトで、日本で売られている製品と同じかは確かめていない) Astroglide Liquid・ 水性の一覧(いずれも2026年10月10日確認)
  10. ペペローション公式サイト(ペペスペシャルシリーズの説明:無味・無臭・無着色、化粧品の分類、製品ごとの特長). (メーカーの製品情報。オリジナルの成分表示は掲載されていない) ペペローション公式サイト(2026年10月10日確認)
  11. 厚生労働省「オーラルセックスによる性感染症に関するQ&A」(Q2・Q3 単純ヘルペス感染症). (公的機関の一般向けの案内) 厚生労働省のページ(2026年10月10日確認)

免責事項 :本記事は2026年10月時点の公開情報にもとづく一般的な情報提供を目的としたもので、医療行為や個別の医学的助言ではありません。粘膜の痛み・出血・かゆみ・腫れや、性感染症が疑われる症状がある場合は、自己判断せず泌尿器科・婦人科・皮膚科などに相談してください。製品の成分・処方は予告なく変わることがあります。使う前に各製品の最新の成分表示と取扱説明書を確認してください。

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