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AGA・薄毛

AGAの進行度はどう見る?ノーウッド分類の段階を原著と総説で整理

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公開 2026-05-18約10分で読めます編集責任者: 寺本

本記事はアフィリエイト広告を含みます。掲載順位やレビュー内容は報酬の有無に影響されません。詳細

要点この記事のポイント

薄毛の進み具合を表すノーウッド分類の段階と、日本で使われる高島分類のⅡvertexを、日本皮膚科学会のガイドライン2017年版とノーウッドの原著をもとに表で整理します。年代別の数字の出どころ、始めた時点の進行度と治療の結果の関係、ガイドラインの推奨度も確かめます。

  1. ノーウッド分類は、1951年のハミルトンの分類をもとに、1975年にノーウッドが白人の成人男性1,000名の観察から組み直したもの。植毛手術の広がりで、共通の分類が必要になったことが背景にある
  2. 日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)は、日本では「Norwoodの分類に高島分類の頭頂部が薄くなるII vertexを加えた分類」が広く使われていると書いている
  3. よく見る「20代約10%・30代20%・40代30%」は2004年の意識調査に由来する数字で、ある段階に当てはまる人の割合ではない
  4. 日本人801名の5年の観察研究では、始めた時点の進行度と、開始時40歳以上が、それぞれ独立に効果不十分と関係していた
  5. 段階ごとに何年で進むかを、同じ人を追って示した一次資料は、今回の確認範囲では見当たらなかった

この記事の判断材料

結論

ノーウッド分類は、生え際と頭頂部の薄くなり方を段階に分けて記述する物差し。自分の段階の見当はつけられるが、診断は問診と視診で医師が行う。段階ごとの治療の推奨はガイドラインにはない。

エビデンスの強さ

限定的分類そのものは観察にもとづく記述の枠組み。進行度と治療の結果の関係は日本人801名の観察研究1件が中心で、因果は検証されていない。41〜60歳のRCTは軽症〜中等症・主に頭頂部に限られる。段階ごとの進行年数を同じ人で追った研究は確認できなかった。

研究結果

  • 分類 / 1975 / Norwood 1975
  • 観察研究 / N=801 / 2015 / Yoshitake 2015
  • RCT / N=424 / 2003 / Whiting 2003
  • 診療ガイドライン / 2017 / 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版

Re:Men の解釈

分類は「いまどのあたりか」を医師と共有するための共通語として使うのが合っている。段階が分かっても、何年で次に進むか、どの治療が合うかはそこからは決まらない。始めた時点の進行度が結果と関係していたという観察研究はあるので、自分の見立てを写真で残し、診察で段階を確かめる材料にする位置づけ。

今日やること

  1. 生え際を正面から、頭頂部を真上から、同じ場所・同じ明るさで撮って残す
  2. 下の表と見比べて、自分の見立てた段階と、変化に気づいた時期をメモする
  3. 写真とメモを持って、診察で段階を確かめてもらう

この方法を試す前に

  1. 自分で当てはめた段階は目安で、診断ではない。AGAの診断は問診と視診で医師が行うとガイドラインは書いている
  2. 急に抜けた・円形に抜けた・頭髪以外も抜けている・頭皮に赤みやかゆみがある場合は、AGA以外の脱毛症の可能性もあるので、段階の判定より先に医師に相談する
  3. 見立てた段階をもとに、自己判断で薬を始めたり、海外から個人輸入したりしない
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生え際が上がった気がする。つむじのあたりが明るく見える。そう感じたとき、自分がどのくらい進んでいるのかを言葉にする物差しとして、ノーウッド分類がよく使われます。

このページでは、日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」(以下、ガイドライン)、ノーウッドの原著(Norwood 1975)、分類の総説、日本人を対象にした研究をもとに、段階の定義と、そこから言えること・言えないことを分けて整理します。

医療に関する注意 :AGAの確定診断と治療方針の決定は医師が行います。本記事は情報提供を目的としたもので、診断・治療に代わるものではありません。本記事の表で見当をつけた段階は、診断ではありません。効果・副作用には個人差があります。薬の開始・変更・中止は自己判断せず、必ず医師に相談してください。

本記事の立場 :医師個人による執筆・監修は行っていません。学会ガイドライン等の公開資料を編集部が整理しています。

進行度の分類は、何を測る物差しか

エビデンス:限定的分類は観察にもとづく記述の枠組み。自己判定の正確さを調べた研究は今回確認していない参照: Norwood 1975、Gupta 2016

男性の薄毛を型に分けた古い報告に、ハミルトンの論文があります(Hamilton 1951、題名は「Patterned loss of hair in man; types and incidence」)。これをもとに組み直したのがノーウッドの分類です。原著(Norwood 1975)の抄録は、目的と対象を次のように書いています。

This report establishes such a classification, and reports its use in determining the incidence of male pattern baldness at various ages in 1,000 white adult male subjects.

白人の成人男性1,000名にこの分類を当てはめ、年齢ごとの頻度を調べた、という内容です。抄録の冒頭は、分類が必要になった理由として植毛手術の広がりを挙げています。分類が必要になった背景は植毛の広がりで、治療の効き目を予測するために作られたものではありません。

日本での扱いについて、ガイドラインの「診断」の項はこう書いています。

わが国では男性型脱毛症の分類として緒方の分類,欧米ではNorwoodの分類があるが,現在わが国ではNorwoodの分類に高島分類の頭頂部が薄くなるII vertexを加えた分類が広く使用されている.

国内のフィナステリドの臨床試験も、この形の分類で対象を決めています。プロペシア錠の添付文書(17.1.1)によると、対象は Modified Norwood-Hamilton 分類のⅡvertex・Ⅲvertex・Ⅳ・Ⅴにあたる、24歳から50歳の男性414例でした。

段階ごとの定義

ノーウッドの原著の本文は今回入手できなかったため、定義の文は、分類の総説(Gupta 2016)が原著から紹介している記述を引きます。右の列は編集部の要約です。

段階 定義(Gupta 2016 が紹介する Norwood の記述) 見た目の特徴(要約)
Ⅰ There is minimal or no recession of the hairline. 生え際の後退がほとんどない
Ⅱ There are triangular, usually symmetrical, areas of recession at the frontotemporal hairline. 額の両端(こめかみの上)が三角形に後退する。多くは左右対称
Ⅱvertex(日本) ガイドライン:「高島分類の頭頂部が薄くなるII vertex」 頭頂部が薄くなる型。日本でノーウッド分類に加えて使われる
Ⅲ This represents the minimal extent of hair loss sufficient to be considered as baldness according to Norwood. There are deep symmetrical recession at the temples that are bare or only sparsely covered by hair. ノーウッドが「薄毛(baldness)」とみなす最小の段階。こめかみの後退が深く左右対称で、そこは地肌が出ているか、毛がまばら
Ⅲvertex In Type III vertex, the hair loss is primarily from the vertex with limited recession of the frontotemporal hairline that does not exceed the degree of recession seen in Type III. 主に頭頂部が薄くなる。生え際の後退はあっても、Ⅲの程度を超えない
Ⅳ The frontotemporal recession is more severe than in Type III and there is sparse hair or no hair on the vertex. The two areas of hair loss are separated by a band of moderately dense hair that extends across the top. 生え際の後退がⅢより進み、頭頂部の毛もまばらか、ない。2つの薄い範囲の間には、頭の上を横切る、ある程度濃い毛の帯が残る
Ⅴ The vertex hair loss region is still separated from the frontotemporal region but it is less distinct. 頭頂部と前側の薄い範囲はまだ分かれているが、境目がはっきりしなくなる
Ⅵ The bridge of hair that crosses the crown is gone with only sparse hair remaining. 頭頂部を横切っていた毛の帯がなくなり、まばらな毛だけが残る
Ⅶ The most severe form of hair loss and only a narrow band of hair in a horseshoe shape remains on the sides and back of the scalp. 最も進んだ段階。側頭部と後頭部に、馬蹄形の細い帯だけが残る
A型(ⅡA〜ⅤA) The major features are: 1) the anterior border of the hairline progresses to the rear without leaving an island of hair in the mid-frontal region and 2) there is no simultaneous development of a bald area on the vertex. 生え際が前頭部の中央に毛の島を残さずに後ろへ下がり、同時には頭頂部が薄くならない型

表の段階は、生え際(前側)と頭頂部の2か所の薄くなり方の組み合わせで決まっています。生え際が目立たなくても頭頂部が薄くなる人は、ⅠやⅡではなく、Ⅱvertex・Ⅲvertexのような頭頂部の型に入ります。生え際だけを鏡で見て判断すると、頭頂部の変化を見落とします。

自分で当てはめるときに知っておくこと

ガイドラインは、診断のしかたをこう書いています。

男性型脱毛症の診断は問診により家族歴,脱毛の経過などを聴き,視診により額の生え際が後退し前頭部と頭頂部の毛髪が細く短くなっていることを確認する.拡大鏡やダーモスコピーの使用も診断の手助けとなる.

見ているのは範囲の形だけではありません。毛が細く短くなっているか、家族歴や経過はどうか、も判断に入ります。表で見当をつけた段階は、診察で医師と話すときの出発点として使うのが合っています。初期に気づきやすい変化は AGAのセルフチェック、AGAの仕組みは AGAの原因と進行パターンの解説にまとめています。

年代別の数字は、段階ごとの割合ではない

エビデンス:限定的年代別の割合は2004年の意識調査が出典。段階ごとの割合を示した資料ではない参照: 板見 2004

ガイドラインの「疾患概念」の項は、日本人男性の経過と頻度をこう書いています。

日本人男性の場合には20歳代後半から30歳代にかけて著明となり,徐々に進行して40歳代以後に完成される.

20代で約10%,30代で20%,40代で30%,50代以降で40数%と年齢とともに高くなる

引用文献をたどると、数字の出どころは次のとおりです。

数字 出典(ガイドラインの引用文献) 読み方
全年齢平均で約30% 1981年に刊行された報告(Takashima ら、文献8) 40年以上前の報告
20代約10%・30代20%・40代30%・50代以降40数% 板見智「日本人成人男性における毛髪(男性型脱毛)に関する意識調査」2004年(板見 2004、文献9) 表題どおり意識調査。医師が診断して数えた有病率とは性質が違う

どちらも「その年代でAGAに当てはまる人がどのくらいいるか」の数字で、「30代の何%がⅢ」のように段階ごとの割合を示したものではありません。以前の版の本記事は段階ごとに「日本人男性の約○%」と書いていましたが、出典を確認できなかったため削除しました。年齢と数字の出どころは AGA治療を始める年齢と進行度の解説 で詳しく扱っています。

始めた時点の進行度と、治療の結果

エビデンス:限定的観察研究1件の多変量解析。進行度と年齢がそれぞれ独立に関係、因果は未検証参照: Yoshitake 2015

段階が分かると何に関係するのか。日本人男性でフィナステリド1mg/日の投与を受けた903名のうち、801名を5年間、写真で評価した観察研究(Yoshitake 2015)があります。5年後の評価が不十分だったことと独立して関係していた因子のうち、年齢と進行度にかかわるものとして、抄録は次の2つを挙げています。

  • 治療開始時の年齢が40歳以上(P = 0.021)
  • 治療開始時の modified Norwood-Hamilton 分類での進行度(P < 0.001)

(抄録には、開始時にストレスがあったことも、効果不十分と逆向きに関係した因子として挙がっています)

P値の大小は、関係の強さをくらべる数字ではありません。年齢は「40歳以上かどうか」の二択、進行度は段階のある分類で、データの形も違います。そのため、どちらの影響が大きいかはこの結果からは言えません。ガイドラインはこの研究を引いて「40歳未満の症例,重症度の低い症例でより高い効果を示した」と書いています。ただし、始めた時点が違う別々の人を比べた関連で、同じ人が待った場合との差を測ったものではありません。

41〜60歳の比較試験の対象範囲

エビデンス:中41〜60歳のRCT1件。軽症〜中等症・主に頭頂部に限られる参照: Whiting 2003

41〜60歳の男性424名をフィナステリド群とプラセボ群に無作為に分け、24ヶ月比べた二重盲検試験(Whiting 2003)では、写真による全体評価で、6ヶ月目からプラセボ群との差が報告され(p < 0.001)、24ヶ月目まで保たれていました。抄録は対象を「軽症〜中等症、主に頭頂部」としており、表のⅥ・Ⅶのように進んだ段階や、生え際の後退が中心の人は、対象に入っていないと読めます。国内の414例の試験も、上のとおり対象はⅡvertex〜Ⅴでした。

段階ごとに何年で進むかは、分かっていない

エビデンス:限定的同じ人を段階ごとに追った研究は確認できない。1施設の横断的な報告のみ参照: Fujimaki 2024

「ⅡからⅢまで何年」「未治療なら何年でⅣ」のような年数を、同じ人を追って示した一次資料は、今回の確認範囲では見当たりませんでした。

近い報告として、東京の1施設を2006〜2023年に受診した20〜65歳の日本人男性5,372名について、段階ごとの年齢の中央値をくらべたレター(Fujimaki 2024)があります。段階が進むほど年齢の中央値は高く(Ⅰは26歳、Ⅶは52歳)、著者らは「段階の間の進行に中央値4.5年」「次の段階までおよそ5年」と書いて、進行の見通しに役立つとしています。ただしこれは、受診した別々の人の年齢を段階ごとに並べた横断的なデータです。著者ら自身も「発症から連続して進むと仮定すれば」と前提を置いています。4.5年の算出方法は本文に説明がなく、Ⅱと頭頂部型のⅡvertexのような型はまとめて数えられています。著者らは、受診者に偏ること、医師の視診による判定であること、単一施設であることを限界に挙げています。同じ人が何年で次の段階に進むかを示した数字ではないため、本記事では個人の見通しには使いません。

治療について、ガイドラインが示していること

エビデンス:限定的推奨度の紹介のみ。段階ごとの推奨はガイドラインにない参照: 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版

ガイドラインの表1は、治療ごとに推奨度を示しています。男性型脱毛症についての主なものは次のとおりです。

治療(ガイドラインのCQ) 男性型脱毛症の推奨度
フィナステリドの内服(CQ1) A(行うよう強く勧める)
デュタステリドの内服(CQ2) A
ミノキシジルの外用(CQ3) A
自毛植毛術(CQ4) B(行うよう勧める)
LEDおよび低出力レーザー照射(CQ5) B
ミノキシジルの内服(CQ14) D(行うべきではない)。国内では未承認

表1の14のCQは、どれも段階ごとに分けて推奨度を示してはいません。「Ⅲならこの薬」のような段階別の治療の割り当ては、ガイドラインからは出てきません。以前の版の本記事にあった段階別の治療表と月額の目安は、この理由で削除しました。どの治療にするかは、段階だけでなく年齢・希望・持病なども含めて、医師と相談して決めるものです。

ノコギリヤシなどの健康食品は、2017年版のCQ一覧(表1)に含まれていません。本記事では健康食品の働きについては扱いません。

ミノキシジルの外用と内服の違いは ミノキシジルの外用と内服の違い 、治療を始めたあとの経過の目安は AGA治療の経過の解説にまとめています。

段階の見当をつけて、記録に残す

段階の変化はゆっくりで、毎日鏡を見ていると気づきにくいものです。臨床試験でも写真で評価しています。

  • 生え際は正面から、頭頂部は真上から撮る。場所・明るさ・髪の長さと乾き具合をそろえる
  • 表と見比べて、生え際と頭頂部それぞれの見立てをメモする
  • 変化に気づいた時期と、家族の薄毛の有無も書いておく

写真とメモがあれば、診察で段階を確かめるときの材料になります。医療機関ごとの違いは AGAのカテゴリページで確認できます。

よくある質問

Q1. 自分で段階を決めてもいいですか?

見当をつけるのは構いませんが、ガイドラインは診断を問診と視診で行うと書いており、毛が細く短くなっているかも判断に入ります。範囲の形だけで決めた段階は目安として扱い、診察で確かめてください。

Q2. ⅡとⅢの境目はどこですか?

総説(Gupta 2016)が紹介する定義では、Ⅲは「ノーウッドが薄毛(baldness)とみなす最小の程度」で、こめかみの後退が深く左右対称、そこは地肌が出ているか毛がまばら、とされています。総説が紹介するノーウッドの定義でcmが出てくるのは、A型のⅡAの説明にある「2 cm anterior to the external auditory meatus」(耳の穴の2cm前)という位置だけで、ⅡとⅢの境目を何cmで分ける線は出てきません。元になったハミルトンの分類では、同じ「薄毛とみなす最小の段階」を、左右の耳の穴を結んで頭の上を通る線より3cm前の位置を越えて後退しているかどうかで分けています(同じ総説の紹介)。これはハミルトンの基準で、ノーウッドのⅢにそのまま当てはめてよいかは総説からは分かりません。迷うときは、写真を持って医師に見てもらってください。

Q3. 何もしないと、何年で次の段階に進みますか?

同じ人を追って段階ごとの年数を示した一次資料は、今回の確認範囲では見当たりません。1施設の受診者の年齢を段階ごとに並べた報告(Fujimaki 2024)はありますが、別々の人のデータで、個人の見通しには使えません。

Q4. 女性の薄毛にもこの分類を使いますか?

ガイドラインは、女性型脱毛症の分類としてはLudwig分類が知られていると書いています。女性では頭頂部の比較的広い範囲が薄くなるパターンとして観察されるとされ、本記事の表は男性の分類です。

まとめ

  • ノーウッド分類は、生え際と頭頂部の薄くなり方の組み合わせで段階を記述する物差し。日本では高島分類のⅡvertexを加えた形が広く使われている
  • 「20代約10%・30代20%」などの数字は2004年の意識調査に由来し、段階ごとの割合ではない
  • 日本人801名の観察研究では、始めた時点の進行度と開始時40歳以上が、それぞれ独立に効果不十分と関係していた
  • 段階ごとの進行年数と、段階別の治療の推奨は、一次資料では確認できない。治療はガイドラインの推奨度を踏まえて医師と相談する

改訂履歴

2026年9月27日:ガイドライン・添付文書・論文抄録と照合して全面改訂しました。出典を確認できなかった段階ごとの割合と年齢分布、段階ごとの進行年数、健康食品による進行の抑制についての記述、段階別の治療表と月額の目安、植毛の本数などを削除し、段階の定義を原著と総説の記述にもとづいて示しました。

参考文献

  1. 日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」日皮会誌. 2017;127(13):2763-2777(疾患概念・年代別の頻度と文献8・9/診断と分類〔緒方の分類・Norwoodの分類・高島分類のⅡvertex〕/女性型脱毛症のLudwig分類/表1 CQ一覧と推奨度/CQ1解説=801名の観察研究). https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/AGA_GL2017.pdf(2026年9月確認)
  2. Norwood 1975: Norwood OT. Male pattern baldness: classification and incidence. South Med J. 1975;68(11):1359-1365.(PMID: 1188424) https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/1188424/
  3. Hamilton 1951: Hamilton JB. Patterned loss of hair in man; types and incidence. Ann N Y Acad Sci. 1951;53(3):708-728.(PMID: 14819896) https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/14819896/
  4. Gupta 2016: Gupta M, Mysore V. Classifications of patterned hair loss: a review. J Cutan Aesthet Surg. 2016;9(1):3-12.(PMID: 27081243) https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4812885/
  5. プロペシア錠0.2mg/1mg 添付文書(17.1.1 国内第Ⅱ/Ⅲ相二重盲検比較試験). https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00051088(2026年9月確認)
  6. Yoshitake 2015: Yoshitake T, et al. Five-year efficacy of finasteride in 801 Japanese men with androgenetic alopecia. J Dermatol. 2015;42(7):735-738.(PMID: 25903108) https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25903108/
  7. Whiting 2003: Whiting DA, et al. Efficacy and tolerability of finasteride 1 mg in men aged 41 to 60 years with male pattern hair loss. Eur J Dermatol. 2003;13(2):150-160.(PMID: 12695131) https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12695131/
  8. Fujimaki 2024: Fujimaki H, et al. Age-related progression of androgenetic alopecia: statistical analysis of 5372 Japanese men. JAAD Int. 2024;17:84-85.(PMID: 39411240) https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11474219/
  9. 板見 2004: 板見智「日本人成人男性における毛髪(男性型脱毛)に関する意識調査」日本医事新報. 2004;4209:27-29(ガイドラインの文献9=年代別の数字の出典)
  10. Takashima I, Iju M, Sudo M. Alopecia androgenetica. Its incidence in Japanese and associated condition. In: Hair Research. Berlin: Springer Verlag; 1981. p.287-293(ガイドラインの文献8=全年齢平均約30%の出典)

免責事項 :本記事は日本皮膚科学会のガイドライン、医薬品の添付文書、査読論文等の公開資料をもとにした一般的な情報提供であり、診断・治療に代わるものではありません。医師個人による執筆・監修は行っていません。学会ガイドライン等の公開資料を編集部が整理しています。効果・副作用には個人差があり、効果を保証するものではありません。薬の開始・変更・中止は自己判断せず、必ず医師に相談してください。記載内容は2026年9月時点の公開資料に基づきます。

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